6月3日放送の「桜の塔」(テレビ朝日系)第8話で森崎ウィン演じる蒲生兼人が反響を呼んでいる。
蒲生(森崎)は第1話で上條漣(玉木宏)に証拠捏造され、本来の銀行強盗だけでなく改造銃密売の罪も着せられ収監。刑期を終えた蒲生は、水樹爽(広末涼子)の実家である中華料理店「龍鉄」で働きながら更生支援を受けていたのだが、第8話になって今度は千堂大善(椎名桔平)の証拠捏造により殺人犯に仕立てられ、SATの狙撃手のターゲットに。廃校の屋上に追い詰められた蒲生は「俺、本当にやってません!」と爽に訴え、爽も「わかってる、わかってるから」と応じている間に狙撃手の存在に気付いた蒲生は、銃声の音とともに屋上から転落。頭部から流血し、一命は取りとめたものの意識不明の重体となったのだ。
ネット上では「漣の次は大善に証拠捏造されるなんてひどすぎる」「ドラマとわかってても警察の証拠捏造が怖い。蒲生は何もしてないのに今度は殺人犯って」「蒲生は地道に更生してきたのに殺人犯に仕立てるなんて」「蒲生のこれまでが悲惨すぎる」など、蒲生に対する同情の声が殺到することに。
「これで森崎は役者として爪痕を残せたのでは。森崎は2018年3月公開の映画『レディ・プレイヤー1』にスティーブン・スピルバーグ監督から主要キャストに抜擢されて注目を浴びましたが、実は18歳の頃に深田恭子主演の学園ドラマ『学校じゃ教えられない!』(日本テレビ系)でプチブレイクを果たしているんです。森崎自身も『これでテングになった』と公言しており、その後が続きませんでした。2011年10月公開の阿部寛と美村里江(当時の芸名はミムラ)W主演映画『天国からのエール』では、阿部から『そのセリフ、グッとこない』とダメ出しされた苦い過去も明かしています」(女性誌記者)
「桜の塔」では警察に利用されてばかりの悲惨な蒲生を演じている森崎。現実では着実に役者としてステップアップして、先輩役者である阿部に成長した姿を見せてほしい。