梅雨になると、なんだか体調がよくないと感じたり、もともとある頭痛などの症状が悪化したりすることはありませんか? もしかしたら、それは「気象病」かもしれません。
ツムラが運営する漢方のポータルサイト『Kampo view』によると、気象病とは、気温や気圧、湿度の急激な変化があるときに不調を感じたり、もともと持っていた症状が悪化したりすることを総称したものなんだとか。原因は、自律神経の乱れとされているそうです。
神楽坂ホリスティック・クーラ代表である石垣英俊さん著、医学博士の小岩信義さん監修「ココロとカラダの地図帳 プロが教えるストレスケア73」(PHP研究所刊)によると、この時期に出やすい感情には“思い煩い”や“落ち込み”があるようで、梅雨時の湿度の高さも消化器系の不調を招くと考えられているとか。
また、こうしたことと同時に、倦怠感や湿気からくる関節痛などの症状も多くみられる季節なんだそうですよ。気圧の変化による自律神経のバランスの乱れは、消化器系の不調と共に気持ちの落ち込みも招くようです。
対策としては、適度な運動やこまめなマッサージでケアするといいそう。また、先のツムラの記事では、自律神経が乱れにくい身体を作るために、朝日を浴びる、ぬるめの湯に浸かる、毎日同じ時間に起きる、深呼吸をするなどが、対策として挙がっていました。
梅雨の時期、これらを参考にして、ぜひ上手にセルフケアしてくださいね。