俳優・竹野内豊主演の月9ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)の最終回が6月14日に放送され、世帯平均視聴率は番組最高に並ぶ13.9%を記録した。全話平均視聴率でも12.6%と高視聴率で、早くも続編への期待が高まっている。
自由奔放で型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹之内)が、先入観にとらわれずに現場検証して真相を明らかにするリーガルエンターテインメント。最終回では裁判官としての任期満了が目前に迫るみちおが、事件を解決したものの巨悪の二世議員・安斎高臣(佐々木蔵之介)が裁かれずに「入間みちお、またいつか会うことになるかもしれないな。その時が楽しみです」と宣戦布告。ネット上には「続編やってほしい」「続編作れる終わり方したなー」「続編やる気満々やね」などのコメントが寄せられた。
しかも、このドラマが20年前に放送され、大ヒットした木村拓哉主演の月9ドラマ「HERO」(フジテレビ系)と似ていることも、回を追うごとに話題を呼んだ。
「同じリーガルもので、木村演じる久利生検事も第1期の最終回で那覇地検石垣支部に飛ばされましたが、今作でも裁判官をやめなくて済んだみちおは、最後に熊本地方裁判所に飛ばされることが明らかに。処遇まで似ていますから既視感を抱くのも当然と言えば当然でしょう」(女性誌記者)
気になるのが、みちおと黒木華演じる坂間千鶴との関係だ。
「第9話では、千鶴が判決を下した被告人から逆恨みされ、裁判所の階段から落とされ、間一髪のところで助けられる場面が。これは、『HERO』の第1期第9話で雨宮(松たか子)が何者かに狙われ、それがきっかけに久利生(木村)と急接近するシーンを思い起こさせるとネットで話題になりました。しかし、最終回では2人が接近するような流れはなく、黒木は続編には出演しないのではないかと心配する声もあがっています」(芸能ライター)
続編への期待は高まるばかりだ。
(窪田史朗)