2ちゃんねる開設者のひろゆき氏が6月20日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が抱く悩みをズバッと斬り捨てた。
この日の放送では、明晰かつ論理的な評論から「論破王」との異名を持つひろゆき氏に対し、サンジャポパネラー陣がそれぞれ抱えている悩みを次々に吐露。番組MCの太田は「53歳、お笑い芸人です。収録でたくさんしゃべってもほとんどがカットされてるんですが、どうしたら使ってもらえますか?」と生々しい相談をし、笑わせた。
これにひろゆき氏が「いい歳なんで。世間と感覚がズレているんで。太田さんが面白いと思っても、世間は面白いと思っていないんですよ。もうちょっと自覚をされたほうがいいと思います」とアドバイス。あまりにストレートな返しに太田は「立ち直れないです」とショックを隠せない表情でスタジオは笑いに包まれた。
「フジテレビ系『27時間テレビ』における長尺のトーク番組でも場をかき乱す言動が多く、MCや共演者からガチのダメ出しを受けることも少なくない太田。本人も、話した内容の『ほとんどがカットされる』と嘆きつつ、その原因についてはあまり自覚していない様子で、ひろゆき氏からズバッと一蹴されてしまいました。番組の顔でもある太田へのキツい一言となった今回の助言ですが、ネットやSNSでは『ド正論』『完璧な回答です』『確かに。ただストレート過ぎるわ』『世間の評価はその通りだと思います』『太田の大きい声出して、前に出てくるような芸はあんまり好きじゃない』などと共感する声も多いです。
一方、太田の悩み自体がひろゆき氏の辛口批評を呼び込むものだったとして、『太田のフリに対する見事なオチ。太田が望んだ回答』『これは完全に太田さんがこの答えを欲しがってるよね。その後のリアクションも用意してたと思う笑』とする見方もあり、そういうものとしてひろゆき氏と太田の掛け合いを楽しむ視聴者もいたようです」(テレビ誌ライター)
ネット上に飛び交っている「確かに太田はつまらない」といった旨の書き込みは見ない方が身のためかもしれない。
(木村慎吾)