ユーチューバー・てんちむが6月21日に自身のYouTubeチャンネル「てんちむCH」を更新し、家賃が200万円にも上るという高級マンションの新居を公開した。
てんちむは昨年9月、過去に豊胸の事実がありながら、それを隠してバストアップアイテムを宣伝していたことが発覚。その後は購入者への返金作業に追われ、今年4月、およそ2万人に合計3億3000万円の返金を完了したことを報告していた。
騒動の発覚直後には、それまで住んでいたタワーマンションからワンルームのアパートに引っ越していた彼女だが、返金完済から2カ月ほどで新たな超高級マンションに凱旋復帰。動画では、新居の家賃が200万円に達することを明かし、室内に設置されたホームエレベーター、広大なリビングルーム、オシャレな浴室など、“成功者”として満喫するゴージャスな空間を紹介していた。
3億円もの自腹返金を終えてのタワマン復帰とあって、終始上機嫌な様子のてんちむだったが、200万円という月々の家賃支払いについては、少々無理をしているとのことで、銀行の預金残高が「128万円」と記載された写真も公開。「今までの感覚では、(預金が)1000万円を切ったらヤバイ」としつつ、現状では次の給料が振り込まれなければ家賃を払うことができないと嘆いている。
「動画内では毎月稼ぐお金が『家賃でほぼほぼ消える』という実態も告白し、加えて『家賃以外にもかかる経費が大量にある』とも説明しました。ギリギリな状態でのタワマン復帰とはなりましたが、動画コメント欄には波瀾万丈の人生を送りつつ、最終的には苦境を乗り越えるてんちむに対し、ネット上には『普通だと一生かけても返しきれない額の負債をすぐ返し終わって高級マンションに住んでるてんちむすげぇ、、』『てんちむの人生ってリアル桃鉄みたい‥‥すごい』『これでこそてんちむ!って感じでほんとに大好き』などの称賛が殺到。一方、毎月の収入がほぼ家賃に消え、預金残高もひっ迫した状況でありながら、なぜ200万円クラスのタワマンに住めるのかといった疑問の声も出ており、てんちむによる崖っぷちキャラの演出ではないかと勘繰る反応もあります」(テレビ誌ライター)
いずれにせよ、山あり谷ありのジェットコースターのような人生を動画コンテンツとして配信するてんちむは、マンネリの来ないユーチューバーとして国内随一のポジションに君臨しているとも言えるだろう。
(木村慎吾)