お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が6月22日、NON STYLE・井上裕介のYouTubeチャンネル「NONSTYLE井上365」に出演し、芸能界で「スゴイなぁと思えた人」を明かした。
梶原は吉本興業で同期の井上と「本音らぶとーく!」と題された動画で対談。新人時代の悩みや恋愛について軽快にトークを展開すると、井上から「(芸能界で)この人はスゴイなぁと思えた人は?」との質問が寄せられ、梶原はすぐに「上沼恵美子さん」と即答した。
梶原は、芸人仲間の間でもたびたび「結局、誰がいちばんスゴイか」という話題になるとし、再度「俺はホンマに上沼恵美子さん」と強調。「レジェンドクラス(のタレント)は全員すごい」と前置きつつ、梶原は「上沼さんと出会うまでは、(いちばんスゴイと思うのは)さんまさんやった。みんなスゴイんですけど、『この人、なんだ!?』って思って。けど、上沼さんと一緒にやらせてもらってからは『上沼さん、スゴイ!』ってなった」と吉本の先輩・明石家さんまから上沼へ変わっていったという。
また、さんまと上沼のスゴさの違いについて、梶原は「さんまさんがやらなくて、上沼さんがやることが1個あるのよ」と切り出し、「顔芸やねん。さんまさんって顔芸しないでしょ、男前やし。上沼さんは顔芸までできんねん。しかも女子。バリ強い」と絶賛していた。
「番組で共演するようになってから、上沼のスゴさを間近で知り、“さんま超え”を痛感したという梶原。2人は、長く『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)にて親子のような関係性でしたが、昨年夏に梶原が上沼の逆鱗に触れたとして突如番組を降板し、それから程なくして番組も打ち切りになりました。
複数のメディアから、梶原の不義理な振る舞いが上沼の怒りを買い、それが番組終了の遠因となったと報じられた背景があることから、今回の梶原の“上沼アゲ”トークには世間から『白々しい』との反応が続出。『上沼さんに媚びたい気持ちが満載。そんなこと見え見えで上沼さんには届かないと思う』『今頃持ち上げてもなぁ』『上沼さんの耳に入ることを前提として言ってるね。バレバレで恥ずかしいわ』『いまさら上沼さんに媚びるのが違和感』などの声や、そのスゴさを説明するのにさんまの名前を出した点にも、『さんまさんも気分悪くするやろな』『さんまを変な風に引き合いに出して‥‥大丈夫か、この人』『さんまさんにも上沼さんにも失礼』などの反応がありました」(テレビ誌ライター)
梶原は2015年に「えみちゃんねる」新レギュラーに抜擢された際、番組の顔である上沼について「大ファンです。あのトークの圧倒的な面白さには、笑うことすら忘れて、『なんだこれは!?』と恐ろしく思う時がある」と表現していた。長年変わらない梶原による“上沼愛”だが、今回はさんまを比較の対象に出したことから、微妙な反応を得る結果となってしまった。
(木村慎吾)