俳優・吉沢亮が主演する大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)の第20話が6月27日に放送され、町田啓太演じる新撰組副長・土方歳三が再び登場。主人公・渋沢栄一を演じる吉沢亮との共演に、ネット上には「イケメン頂上決戦」「イケメンすぎて息苦しい」といったキュンキュンコメントが飛び交った。
“日本資本主義の父”渋沢栄一の生涯を描く今回の大河ドラマ。第20話では14代将軍・徳川家茂(磯村勇人)が亡くなり、慶喜(草なぎ剛)の次期将軍就任が避けられぬと目される中、篤太夫(吉沢)は『今将軍になっても、国中の非難を一身に背負うだけ』と慶喜に進言。慶喜が徳川宗家を継いだことで幕臣になってしまった篤太夫は失意の日々を送ることに。
そんなある日、謀反の疑いのある人物の捕縛を命じられた篤太夫。警護のために同行したのが新選組副長・土方歳三だった。邸内に入ると尊王攘夷派の志士たちに取り囲まれる篤太夫を「神妙に縛につけ」と言い放ち、鮮やかな剣さばきで志士たちを蹴散らす土方。これにはネットでも「鬼の副長キターー」「土方さんカッコよすぎ」といったコメントが多数書き込まれたのだ。
「劇団EXILEのメンバーである町田は、運動神経抜群。中学卒業後、パイロットに憧れ日本航空第二高等学校時代にダンスを始め、ダンス部ではキャプテンを務めました。視力の問題でパイロットはあきらめましたが、日本体育大学のダンスサークルで活動していたところ声を掛けられ、2010年『第3回EXILEオーディション』を受け、約2000人の中から合格。そんな町田が小学校から中学まで熱心に打ち込んできたのが剣道です。二段の腕前は、伊達ではありません」(女性誌記者)
土方役を演じることが決まり、「幼少の頃、木刀を振りながら新撰組のダンダラ羽織を一度は羽織ってみたいと思っていた自分に『楽しみにしてな』とできるならば伝えたい心持ちです」と声を弾ませていた町田。これから、いよいよ土方の見せ場。大河ドラマをきっかけに、時代劇のスターへの道を駆け上ってほしいものだ。
(窪田史朗)