女優・清原果耶が主演を務める朝ドラ「おかえりモネ」(NHK)の第33話が6月30日に放送され、西島秀俊演じる気象予報士・朝岡覚の金言に涙腺崩壊する視聴者が続出した。
宮城県気仙沼市に生まれたヒロイン・百音が気象予報士の仕事を通して人々に幸せな未来を届ける姿を描くこの物語。第33話では、4年前の東日本大震災の時、朝岡は登米を拠点に救援ヘリ支援のための気象データ不足のため沿岸部を回り、観測器を設置。その頃から米麻町森林組合の山主・サヤカ(夏木マリ)とつながりを持つようになったことが明らかに。
登米を離れる朝岡を駅まで送る際に、震災の時「何もできなかった」と悩む百音(清原)に対して「何もできなかったと思っているのは、あなただけではありません」「もしかしたら誰もが、自分は何もできなかったという思いを多少なりとも抱えています」「何もできなかったと思う人は、次はきっと何かできるようになりたいと強く思うでしょ。その思いが私たちを動かすエンジンです」と語り、百音の心を揺さぶるシーンが登場。この場面を見た視聴者からは「とても腑に落ちる」「朝岡さんの言葉に朝から泣きました」といったコメントが寄せられた。
そんな中、百音の父親・耕治役を演じる内野聖陽が6月28日にラジオ番組「らじるラボ」(NHKラジオ第1)に出演。「おかえりモネ」の撮影で西島との秘話を告白している。
「2人が同じシーンを演じる際、西島がいたずらで内野の耳元で『おい、ケンジ、ケンジなんだろ』とささやき、思わず『史朗さん』って体をクネらせてしまいそうになったことを明かしています。これに対してもネット民は大興奮。“ケンジ”とは、2人がW主演した同性を愛するカップルを描くヒットドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)で、内野が演じた役名。朝ドラで2人の関係を匂わせるようなことはないはずですが、ネットでは『なんだって!?!?何食べファンのみんな~~!!!』『尊死!!!!』『どんな絡みを見せてくれるのか今からワクワクしてる』といったキュンキュンコメントが殺到しました」(女性誌記者)
これから2人がどんな絡みを見せてゆくのか、ファンならずとも待ち遠しい。
(窪田史朗)