タレントの加藤紗里が7月29日までに自身のインスタグラムアカウントのストーリーズを更新し、タトゥーに関する見解を述べたことで物議を醸している。
過去、幾度か前腕や指先に蛇のタトゥーが入っていることを写真でも披露してきた加藤だが、タトゥーを入れたことで周囲から批判されていると悩むフォロワーに対し、「日本は遅れてるからタトゥーが否定されるのは仕方ないかもだけど、、、他人に文句ゆわれる筋合いはないし自分の人生なんだからいれたきゃいれたらいいと思う!!」とアドバイス。
また、「タトゥー入れてて子供が大きくなった時プールも海も温泉も一緒に行けないの可哀想」との指摘には「えっこのおばさんなーに言っちゃってんの??」とし、「当たり前にその辺の大衆のプールとか温泉とか行くわけねーぢゃん。そもそも娘の顔バレしたくないし。個室貸し切りプール、お風呂いきまーす ご心配なく」「これもこないだの京都の旅館での一枚」などと“加藤節”で応戦。大きな蛇のタトゥーを気にすることなく旅館でリラックスする姿が収められた画像も添えている。
しかし、自身がタトゥーを入れた際の両親のリアクションについては「そりゃあすっごい泣くほどショック受けてます」と明かすも、「でも親元離れたら自己責任。ほんとにパパとママにはごめんなさいしかないですが、やりたいことをしたいので」と説明。将来的にもしも娘がタトゥーを希望した場合には「全然いい!! むしろ一緒にどんなデザインがいいか選んぢゃうかも」とノリノリだった。
「世間からも、彼女が自己責任で入れているタトゥーに対してあまり反対する声はなかったものの、『日本は遅れてるからタトゥーが否定されるのは仕方ない』との箇所については『価値観の問題であって、遅れてるとか進んでるとかではない』『遅れてるとか進んでいるとか? ただの文化の違いだよ。どちらが正しいかの問題ではない』『いかにも自分の価値観が正であり、進んでいると思いたいだけなんでしょう』『海外でもウェルカムタトゥーではないですよ』とのツッコミが多く出たほか、『ご両親は、タトゥーのことだけで泣いてるんじゃないと思う』『色々と残念な方ですね』といった指摘もありました」(テレビ誌ライター)
現状、国内ではタトゥーを入れていることによる不都合や偏見が一定数存在しており、その全てを個室の高級旅館や貸し切りのプールで解消することは困難だろう。
加藤は、娘がタトゥーを望んだ際、ノリノリで一緒にデザインを選ぶ前に、まずはそうした事情を説明することで、総合的な判断を促してあげてほしいところだが、果たして。
(木村慎吾)