“冷え”は代謝を低下させるため、ダイエットの大敵です。夏は暑さによる不調を防ぐため、エアコンなどで室温を下げることが多い一方、自分にとってちょうどいい涼しさでないと冷えにも悩まされやすいですよね。不調やダイエット効果の停滞を防ぐには、次のような工夫がオススメですよ。
■室温を下げ過ぎない
理想は、室内を冷やす際に適度な温度に設定すること。あまり室内で体を動かさない場合はやや高めの設定にする、動き回る場合や蒸し暑さを感じる場合はやや低めにする、冷えを感じたら少し温度を上げるなど、運動量や体調に応じて調節することが大切です。自宅ではない施設で過ごす場合や複数人が同じ部屋で過ごす場合などは調節が難しい場合もありますが、冷えを重症化させないためには室内温度の調節が最重要です。
■ストレッチや有酸素運動で体内の巡りをよくする
室温が低過ぎなくても、運動量が少ないことで体液循環が滞り、冷えを感じることがあります。ダイエットの観点でも体を動かさないことはよくないので、ブランケットをかけて手足を温めるよりも、体を動かして熱を生み出す方を選びましょう。外出が減って運動量が少なくなると、筋肉量が落ちやすくなります。ボディラインを引き締めるのに必要な筋肉を維持するためにも、日々適度な運動を心がけましょう。
■腹巻や靴下などのアイテムを活用する
運動していても冷えやすいという場合は、腹巻や靴下を取り入れて温める工夫を。家族が暑がりのため、冷房の温度設定を低くしがちな場合にもオススメです。服装などの工夫で温めたうえで、体を動かすようにするとよいですよ。
ダイエットを効率よく成功させるためには、心身共に健康であることが大切。不快でなく、冷えが気にならない状態に整えられるよう、自身の服装や運動量、室内環境を見直してはいかがでしょうか。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)