お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が8月22日、公式YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を更新。相方の木梨憲武が登場し、“間接的共演”を果たすというサプライズが行われた。
更新された動画は昨年も行われた企画「24分間テレビ」。本家の「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)を模して、石橋が24分間のマラソンに挑戦し、ゴールを目指すという内容だ。今年は「24分間テレビ2021~貴ちゃんゴールであの人熱唱~」と題して、ゴールの両国国技館まで3キロのマラソンに挑戦。
ゴール地点には昨年も出演した加山雄三のものまねタレント・ゆうぞうが待機して石橋を待つ様子が映されたが、動画が始まって約7分後に木梨が谷村新司のものまねをしながらゆうぞうの前に登場した。驚くゆうぞうを尻目に木梨は「サライを歌いに来た」「噂によると一人暮らしって聞いているから。焼きおにぎりをね、ゴールしたらプレゼントしようかなと」などボケを次々と繰り出した。
木梨は「もうかれこれね、10カ月ぐらい会ってないね! 石橋君に会いたいじゃないか!」と語りつつ、「サライ」の歌詞を確認しながら石橋を待っていたが、当の石橋は国技館まで1.1kmの地点で美女と遭遇。「また仕込んだな!」と疑惑の声をディレクターのマッコイ斉藤氏にぶつけながら最終的に美女とともに車で逃走したため、2人の画面上での共演は叶わなかった。
それでもネット上では《まさに神回。期待通りのとんねるずでした。今日はよく眠れます》《とんねるずの壮大なコント、いや茶番劇? 最高でした! お2人がそろって、嬉し泣きが止まらないです!》《ただただ最高でした。やっぱりコンビですね。コンビ愛がしっかり伝わってきます。とんねるず大好き》など称賛の声が相次いだ。
「とんねるずは18年に看板番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了し、そののち地上波のレギュラーがなくなったのを機に木梨が自身で代表取締役社長を務めている事務所に移籍。その後は個人活動がメインとなっており“不仲説”も浮上していました。しかし、石橋が離婚を発表した時は発表翌日の自身のラジオ番組『土曜朝6時 木梨の会。』で、『基本的に言えることは、俺らはガキじゃないから。もう60、70(代)だから。新しいシリーズが始まったということだけですよ』とコメント。さらに『そのうちとんねるずの音楽が、秋元(康)さんが書いて、貴さんと歌う感じだったら。曲ができれば、ライブもやりたくなりますから、きっと。そのうち貴さんと新曲も出てくるかも。貴さん、リーダーだから』とコンビでの活動について語っていました。それに加えて、今回の木梨の出演は“不仲説”を打ち消すのに十分なものと言えるでしょう」(芸能記者)
次は同じ画面上に並ぶ2人の姿を見たいものだ。
(柏原廉)