“孤高の天才外科医”大門未知子を米倉涼子が演じる超人気シリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の第7弾が10月から放送される。米倉は「絶対に前作を超えるものを作りたい!」と意気込みを見せているという。
主要キャストの内田有紀や岸部一徳をはじめ、“御意軍団”の遠藤憲一や勝村政信、鈴木浩介、さらに前作ラストで院長の座を奪われた蛭間重勝を演じる西田敏行らも引き続き出演する。
そして、今シリーズには連続ドラマにほとんど出演しない狂言師の野村萬斎が、大門の敵役として登場する。野村は、ドラマの舞台となる東帝大学病院の内科部長役で、メスを使わずに薬品や物理エネルギーを照射することにより標的細胞のみを殺傷する技術「ケミカルサージェリー」の推進派だ。
物語の設定としては、パンデミックによって世界中で医療崩壊が起こる中、感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は基本的に延期。外科は別棟の分院へ追いやられている。このような状況下に、大門登場のようだ。
「同じ役をやりたがらないと言われ、大門役を固辞してきたという米倉が今回引き受けたのは、やはり独立したことが大きいのではないでしょうか。フリーとなった今、経営を考えるうえで需要に応えることの重要性を感じたのかもしれません」(芸能記者)
理由はどうであれ、大門ファンにとって待望の作品であることに間違いはない。