みなさんは「あくび」が止まらなくなったことはありませんか?
そもそもあくびってどうして出るのでしょうか? 実は、あくびは眠くなったときや疲れが出たとき、退屈したとき、部屋の空気が悪くなったときなどに出ることが多いそう。これらはすべて“脳の働きがにぶくなる”というのが共通点ですが、その厳密な理由は分かっていないのだとか。
ただ、あくびで息を強く吸い込むことにより、新しい酸素をたくさん血液の中に送って、脳や身体全体を活性化させていると考えられているそうです。
一方でこんな説も。日本博学倶楽部の「『人体の謎』未解決ファイル」(PHP研究所刊)によると、酸素を取り込めないはずである羊水の中にいる胎児も、あくびをしていることが発見されていて、酸素不足とは関係がない、もしくは直接の原因ではないという考え方もあるようです。
いずれにしても、あくびはくたびれたときやだらけたときに出がち。気を引き締める合図なのかもしれませんね。