名古屋市の河村たかし市長が新型コロナウイルスに感染していることが9月1日、わかった。経緯は、市長側近の田中克和特別秘書が8月29日に感染していることが判明。河村市長は翌30日から自宅待機していた。
この報にネット上では、感染が“金メダルかじり事件”の後だっただけに「噛んだのが感染前でよかったと前向きに考えることもできる」「無事でありますように」「とりあえず、お大事にしてください」など気遣う声もあったが、ほとんどは「あのゆるマスクじゃ近くにいる人が感染したら一発だろと思っていたら、案の定」「人のものに断りなく口をつけるなんて平時でも不衛生なことを、このコロナ禍で平気でやるような衛生観念が欠如したお人だから」など、厳しい意見が殺到した。
河村市長は、東京五輪ソフトボール日本代表・後藤希友選手の金メダルに突然噛みつき抗議が殺到したことがあったばかり。これに対し手書きの謝罪文が公になっても、その文面や文字が乱暴で「ヒドすぎる」「謝罪とは思えない」など話題になっていた。
「河村市長は、公の会見でもゆるっとした布マスクを着用。顔にフィットしない状態で装着した布マスクは、不織布マスクに比べ感染予防効果が低いのは周知。このことに以前から『いまどき布マスクは意識が低すぎ』『布マスクしてる時点で何も分かってない』など感染予防の意識の低さが指摘されていました」(社会部記者)
踏んだり蹴ったりとはこのことだろうが、1日も早い快復を願うばかりだ。