6月3日、北海道で行方不明になっていた7歳の男児が無事に発見された。心配しながら報道を見ていた視聴者も、胸を撫で下ろしたことだろう。さらに心配の声が上がっているのが、捜索にかかわった人たちの人件費だ。何日間にもわたって警察、消防、自衛隊が出動したとなれば、とんでもなく高額な費用がかかったはずだ。
「警察、消防、自衛隊はすべて税金でまかなわれていますから、当事者に請求されるということはありません。ただし、民間の山岳救助隊やヘリコプターを頼んだ場合などは、一例を挙げると人件費1名につき2万円(冬季10万円)、ヘリ1時間50万円などの費用がかかります」(週刊誌記者)
また、自衛隊については都道府県知事の要請がなければ、出動することはできない。
とにかく無事に救助されてなによりだが、意見の火種はまだくすぶっているという。
「行方不明の間は、躾の是非や置き去りというやり方について論議されていました。無事に救助されましたが、今度は“税金を使った”などと批判的な意見がネットに上がり始めています」(前出・週刊誌記者)
無事に事件は解決。男児のためにも、一刻も早くもとの暮らしを取り戻していただきたいものだ。
(伊藤その子)