女優の長澤まさみが9月27日、特別番組「FNSドラマ対抗お宝映像アワード」(フジテレビ系)に出演。あるベテラン俳優を弟だと思っていることを明かした。
長澤は俳優の木村拓哉とともにインタビューで登場。現在公開中の映画「マスカレード・ナイト」の撮影NGシーンも併せて放送された。映像の中で、共演の小日向文世の珍場面が多数登場したことから、長澤は「こひさん(小日向)がふざけてるんですよ」と回顧。木村も小日向について「本当に僕からしてもまさみちゃんからしてもきっとだと思うんですけど、唯一緊張しない先輩」と語った。長澤はこれに同調して「(小日向は)人のこと考えてないんです」と自由奔放ぶりを指摘。
さらに木村は「作品を観ると完璧なんですよ。お芝居だったり計算だったり」とフォローはしつつも「ですが、こういう番組があってくれるおかげで、僕ら現場にいる人間が(小日向に振り回されて)どういう思いをしているか、皆さんにも理解していただけるなって」と激白。「いい意味で言えば“和む”なんですけど、そうじゃない時は“困る”」と苦笑しながら訴えた。長澤も続けて「私、弟だと思ってます。多分、小日向さんも私のことお姉ちゃんって(思っている)」と明かした。
ネットでは《歳のいった弟だな笑》《小日向さんを弟と言える長澤まさみ強すぎる》《まさみちゃんて人の懐に入るのがうまそう》など長澤の“コミュ力”の高さに注目が集まった。
「長澤は公言しているだけでも“弟”がほかに2人もいます。1人は14年放送の台湾ドラマ『ショコラ』(台湾八大電視)で共演した台湾人俳優・巫建和(ウー・ジェンフー)で16年10月17日に投稿した自身のインスタグラムで『台灣の弟って感じです』というコメントとともに2人で撮った写真を投稿。もう1人は昨年亡くなった三浦春馬さん。映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』のプロモーションの際に共演した三浦さんについて聞かれ『愛嬌があって、人懐っこくて、とても正義感の強い子だったんじゃないかなと思います』『私も弟のように思っていたところがあったので、とても残念です』と偲んでいました。
さらに“弟”だけでなく“兄”も。11年公開の映画『岳 ガク』の特別試写会で、共演した小栗旬を『あこがれの先輩であり、追いかけたい先輩』と評し、撮影中は思わず『お兄ちゃん』と呼んでしまったとか。
もともと長澤はひと回り年下の女優である橋本環奈や6歳下の有村架純などとも仲がよく、時には相談に乗ってもらうこともあるなど、年齢差などを気にせず分け隔てなく接する性格。小日向とも『コンフィデンスマンJP』シリーズなど共演経験が長いので、“弟”と言えるほど距離が近いのでしょう」(芸能記者)
この様子だと“母親”や“父親”も、何人もいるかもしれない。
(柏原廉)