10月10日にスタートする俳優・小栗旬主演の日曜劇場「日本沈没‐希望のひと‐」(TBS系)が、毎週放送後の深夜0時から動画配信サービス「Netflix」で一斉配信されることが明らかになり、衝撃が走っている。
「この作品は、小松左京のSF小説を原作に、未曾有の事態に立ち向かう人々を描く大型ドラマ。TBSサイドは新たな収入源を確保して、今後は世界で2億900万人いると言われるNetflixの会員に向けて、オリジナルコンテンツを制作する予定。その先駆けとなるのが、今作『日本沈没』というわけです」(芸能ライター)
日本のドラマはアジアの先進国と言われてきたが世界配信が主流になった今、「愛の不時着」「梨泰院クラス」といった韓国ドラマが世界的に大ヒット。”ドラマのTBS”が、いよいよ世界進出に向けて動き出した。
こうしたTBSの狙いに、主演を務める小栗旬の思惑もピッタリ合致しているという。
「小栗は今年、映画『ゴジラVSコング』でハリウッドデビューを飾り、世界進出しましたが、ハリウッド作品は英語の壁もあり、なかなか思うに任せません。そんな中、親友でライバルでもある俳優・山田孝之が2019年にNetflixで配信された『全裸監督』に主演してセンセーショナルな世界デビューを飾り、大ヒット。今年も『全裸監督2』が配信され、注目を集めています。Netflixなら英語の壁もありませんし、世界190以上の国や地域に一斉配信されることから、Netflixで知名度を上げてから本格的なハリウッド進出を狙ったほうが得策だという思惑があるのかもしれません」(女性誌記者)
そんななか、俳優・木村拓哉の世界進出も話題を呼んでいる。
「木村拓哉は世界的な大ヒットシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の共同制作総指揮を務めたフランク・ドルジャーが手掛ける新シリーズ『THE SWARM(原題)』に出演することが決まっています。すでに6月から9月にかけてイタリアで撮影を終え、2022年に世界同時放送&配信されることが決定。日本では、オンライン動画配信サービスHuluから同時配信される予定です」(前出・芸能ライター)
今後、日本人俳優の華々しい世界進出が待ち構えているのかもしれない。
(窪田史朗)