2016年に解散したSMAPに、NHK紅白での再結成計画が進行中であるという噂を10月7日、ニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」が報じた。
同記事によるとSMAP再結成計画のきっかけは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ」が今年休止になったことだという。
絶対に笑ってはいけないシリーズには元SMAPで「新しい地図」の香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の3人が19年、20年に連続出演。今年も出演が決まっていたがシリーズの休止より3人のスケジュールが空いたため、NHKが「NHK紅白歌合戦」への出演オファーを開始したという。
3人は今年、NHKでこれまで2回放送されている教育バラエティ「ワルイコあつまれ」に出演しており、いまやNHKとは蜜月関係だ。3人の出演が決まれば、残るメンバーの中居正広のほうは二つ返事でOKを出すと見られているという。問題は残るもうひとりのメンバー・木村拓哉だ。
木村はSMAP解散時に“解散を後押しした黒幕”として世間から猛バッシングを受けており、解散間際には香取と取っ組み合い寸前の大げんかをしていると報じられ、SMAPにはイヤな思い出しかないという。しかし、妻の工藤静香が再結成に興味を示し、後押ししているという話も。木村は基本、工藤のアドバイスには素直に従うと言われ、オファーを受けるのではと考えられている。
さらに、今年8月にジャニーズ事務所の藤島メリー泰子名誉会長が死去したことで事務所的には再結成を反対する幹部はいなくなったとも言われており、再結成のハードルが一気に下がったようなのだ。もし、再結成が現実のものとなれば、経済的効果は100億円規模になるとの声も上がっているという。
しかし、ネットでは《こういう記事が出るほど可能性がなくなってくる。1%でもチャンスがあるなら静かに進めさせてあげてほしい》《いつかはあるかもしれない話だけど、極秘情報が現段階で漏えいしてしまう様なら再結成はないと思います》《毎年、このネタは使えると思う。可能性がゼロじゃないのをいいコトに。紅白歌合戦を盛り上げるコマとして使えるもんな。今年がダメだとしても。来年また同じ時期に話題にすればいいだけ。SMAPだけじゃなく嵐も使えるコマになるし》など懐疑的な声が多数だ。
「SMAPの再結成の噂や要望は何かあるたびに流れ、ネットニュースとして取り上げられています。ファンの声は99%あり得ないと思っていても、1%にかけたい思いがにじんだものも多いですね。毎年期待することを楽しむぐらいの風物詩感覚で捉えておいたほうがいいのかもしれません」(芸能記者)
ダメ元で待つぐらいがちょうどよさそうだ。
(柏原廉)