女優の大島優子が、現在放送中の大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)に出演することが、10月18日に公式ホームページで明らかになり、「お話が来た時は、喜びと興奮で、歓声をあげました」とコメントした。
「“日本資本主義の父”と呼ばれる渋沢栄一(吉沢亮)の生涯を描く今回の大河ドラマ。大島演じる伊藤兼子は“伊勢八”の名で知られる豪商・伊藤八兵衛の娘です。しかし明治維新後、家業が大損失を出して没落。路頭に迷う妹たちを女手ひとつで養うために芸者として身を立て、やがて渋沢の後妻として渋沢家発展の一翼を担うことになる役柄を演じます。
大島自身、大河ドラマは今回初出演。NHKでは2016年の朝ドラ『あさが来た』に初出演すると2019年の朝ドラ『スカーレット』では、戸田恵梨香演じるヒロインの親友役としてレギュラー出演。2020年には時代劇『十三人の刺客』(BSプレミアム)、そして現在放送中のドラマ『正義の天秤』にも出演。今回の『青天を衝け』で主人公の妻役を演じることで、女優としてステップアップすることは間違いありません」(芸能ライター)
大島は、民放でも2020年に木村拓哉主演の話題作「教場」(フジテレビ系)、さらに「七人の秘書」(テレビ朝日系)、「ネメシス」(日本テレビ系)と、着実に存在感を増してきている。
「『青天を衝け』では、芸者としての艶技もさることながら、夫・渋沢栄一を演じる吉沢亮との家庭内での丁々発止のやり取りが早くも注目を集めています」(女性誌記者)
結婚相手の林遣都も今や快進撃を続ける売れっ子俳優。死角があるとすれば、お互い忙しすぎて起こる“すれ違い”くらいか。
ともあれ、女優としてさらなる飛躍を期待したいところだ。
(窪田史朗)