6月12日放送のドラマ「OUR HOUSE」(フジテレビ系)が、最終回にして視聴率3.3%という過去ワースト記録で幕を閉じた。通常、どんなに数字が低いドラマでも最終回は盛り返すものだが、第9話での打ち切り、そしてそこでの最低記録更新という珍事に、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。
「書き込んでいる人のほとんどはドラマを観ていないのでしょうが、多いのが『役者のせいではない』という意見です。人気ナンバーワン子役の芦田愛菜と外国人初のNHK朝ドラヒロインのシャーロット・ケイト・フォックスのW主演。この役者の名前だけで視聴率を取ろうとする旧態依然とした番組作りが批判の中心ですね。また、今作の脚本家で往年の人気ドラマを手がけた野島伸司も『オワコン』『期待したのは暗く辛い青春ドラマ』『後半のストーリーがメチャクチャ』などと叩かれています」(芸能ライター)
記事の中には全9回の視聴率をテレビ東京の番組と比較して「2勝7敗」と惨敗ぶりを紹介するものも。ますます苦境に立たされるフジテレビだが“すでに終わったこと”で済まされないのが出演俳優陣だ。
「ただの不人気ドラマではなく、役者人生に汚点を残すことになってしまいましたからね。当面、主演の2人は『低視聴率女優』のレッテルを貼られることになるでしょう」(広告代理店関係者)
ドラマ低調をはじめ問題山積のフジテレビ。6月28日に行われる株主総会はどんな意見が飛び交うのだろうか。