モデルでタレントのダレノガレ明美が10月28日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演し、「めちゃくちゃ厳しい」という父親から受けた仕打ちを明かした。
この日、番組では「オカンと一緒!世間の皆様!ウチの子よろしくお願いします!」と題した企画を放送し、ダレノガレは母のタニアさんとそろって登場。家族へのクレームとしては「父がめちゃくちゃ厳しい」と嘆き、「結婚を考えていた人がいて、その人が家によく来ていたので。私がいなくなった時に、(父が)『あいつと結婚しないほうがいいよ』って言ったりとか、『明美と結婚したら地獄に落ちるから』って言っていた」と父親による“ネガティブキャンペーン”の被害に遭っていたという。
番組では、VTR出演した父・豊さんに対し、なぜダレノガレの交際相手に別れるよう勧めたのかを尋ねると、「向こうのほうはすごいエリートだったんですよ」と釈明。「私の考えでは、単純にね、バカ(ダレノガレ)と結婚しないほうがいいと。日本を背負って立つような人に、どう考えてもウチの娘は相応しくない。逃げるなら今のうちですよって」と語り、ダレノガレをこきおろした。
また、ダレノガレは「父の日」に描いた絵をプレゼントしたことがあったが、それをシュレッダーにかけられたとも告白。豊さんはこの件についても「ヘタクソな絵をどっかにしまっておくなんて、そんな殊勝なお父さんじゃないですからね。『ありがとう』って言って、事務所に上がって、(シュレッダーで)ザーッとやって終わり」と語り、自他ともに認める淡白なタイプのようだ。
さらに、ダレノガレからは手紙をもらったこともあるというが、豊さんは「手紙こそシュレッダーですよ。その時、あーそうやって思ってたんだなって感じで。それでシュレッダーにザーッて」とコメント。スタジオからこのやり取りを見ていたダレノガレも「ドライですね」と漏らしていた。
「子どもによってはトラウマにもなってしまいまそうなエピソードではありますが、ダレノガレは番組放送後に自身のインスタグラムを更新。『ダウンタウンDX観てくださった皆様ありがとうございます』とし、スタジオを沸かせた厳格な父について『門限が1分でも過ぎると家の門の前に立って待ってるような父でした!』と語る一方、『でも、やりたいことはNO!とは言わず、やらせてくれていたし、たくさん旅行に連れて行って、たくさん思い出を作ってくれたし、動物が道に捨てられていたら連れて帰ってくるような本当は優しい父なのです』と書き込んでいます。
投稿には、着物を着る幼少期のダレノガレの背後にタニアさんと豊さんが寄り添う写真を添付。厳しいながらもたっぷりの愛情を受けて育ったことが伝わる投稿となり、番組でのエピソードについても、ネットからは『本当に酷くて憎んでるような親であれば、笑いにするのも嫌だし、ましてやVTRにも出てほしくないでしょう』『素敵なお父様ですね! 元カレを試していた部分もあるんでしょうね』『ハッキリと娘にモノを言える親父さんに好感を持てた』など、好意的な反応が集まりました」(芸能ライター)
父娘の両方が納得できるような男性が現れることを期待したいところだ。
(木村慎吾)