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2016/06/28 09:58
パリジェンヌがそっと教える、輝く人生への4つの極意!【その4】
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2016/06/28 09:58
極意その4 アムール大国フランスの男と女
とあるイギリスの生活用品メーカーが行ったアンケートの、世界各国の“年間アムール回数”によると、フランスは常に上位を争っています。1位に輝いたこともありました。日本はというと……下位グループの常連。1年間の回数で見ると100回近く差があります。
この結果はやはり、日本は就業時間が長い、ということが関係してくるのでしょうか。家に帰っても夫婦の時間を楽しむ余裕がない。仕事で疲れてすぐ寝てしまう……。そんなパターンも多いように思います。
そして、この風潮は若い世代にも。
ずいぶん前から日本には“草食系男子”なるものが増殖していると聞きました。恋愛にそれほど積極的ではないそうで、自分からはデートにも誘わない、告白もしないのだとか。
フランス人のわたしからは信じられません!
フランス人は、生きていくうえでアムールが必要!
心と心の結びつきも重要ですが、肌を重ねることも重要。当然、セックスの相性も大切です。
もちろん男性のリーダーシップは大切。ベッドに入るまでは男性がリードしますが、ベッドインしたら女性も積極的。自分がどうしてほしいかをパートナーに伝え、奔放にふるまいます。ときには注文が多すぎて苦笑いされることも。
日本人女性も、本当は言いたいのに言えずにいるのではないでしょうか。“女性からこんなことを言うのははしたない”そんなふうに考える傾向があるのかもしれません。
フランス人は男性がちゃんと受け入れてくれます。というより、男性は女性に喜びを与えてあげることが大事だと考えています。
だってセックスはとても楽しいものだし、自由なもの。楽しいし、愛している人との肌の触れ合いは日常の疲れやストレスを癒してくれます。お互いに満ち足りた時間を過ごすことで、エンドルフィン効果なのか精神は安定するし、肌もピカピカに! こんなにいいことはありません。ふたりとも満足する時間を過ごさなくてはもったいない。
自由なフランス人だからといって、相手をとっかえひっかえするわけではありません。ひとりの相手とするのです。
同棲、事実婚、結婚……どういう形を取るにせよ、パートナーと一緒に暮らすことになったら、そのパートナーとセックスライフを満喫します。
だから日本のように結婚してしばらくすると、セックスレスになるなんて考えられません。
「だって家族だもん。もう異性として見ることはできない」
「長く一緒にいればそうなるのは自然のことでしょう?」
日本人の友人たちはそう言いますが……。
フランスだったら、セックスしなくなったら別れます。だってそれはアムールのない関係、ということだから。アムールがなくなったのに、なぜ一緒にいる意味があるのでしょう。
そこは日本人と考え方が大きく違うところだと思います。
結婚して子どもが生まれると“パパ”“ママ”と呼び合い、“家族”になってしまう日本では、夫婦は寝室が別、という家が多いようです。
母親と子どもが一緒に寝て、遅く帰宅した父親は別の部屋で寝る……。別室でないにしても、子どもと並んで川の字で……。
これではセックスレスになるのも当たり前。
そもそも日本では“パパ”と“ママ”が“男と女”であることを、あまり子どもの前では見せないよう。フランスでは、子どもの前でも普通にキスをします。
そのあたり、何が恥ずかしくて何が恥ずかしくないかという概念は、フランスと日本では異なります。
日本にわたしが来日した頃、週刊誌にヌードグラビアがあったりします。電車の中でヌード写真が載っている夕刊紙を広げている男性も! これは女性に対してかなり非常識で失礼な行為。フランス人女性だったら、声を大にして抗議すると思います。
性風俗も多いし、ラブホテルも多い。それなのに年間の回数が少ないというのは、わたしたちにとっては“不思議の国”ニッポンです。
ラブホテルで妻以外の女性とセックスをする男性は多いのに、家庭ではセックスレス……。妻には性欲を感じない。もっと若い女性がいい、という男性が多い。そのあたりもフランスとは違います。ヨーロッパでは、女性は歳を重ねるほど魅力を増す、と思われていますから。このことは『フランス人は年をとるほど美しい』(大和書房刊)で詳しく書きました。
でも、わたしが日本に来たときに比べると、ずいぶんと日本も変わってきたなぁと感じます。女性誌にもセックス特集が組まれるようになりましたし、女性がセックスに対してオープンになったようです。
ベッドインにおいても男女は平等!日本人男性もそういう姿勢で女性を受け止めてほしい。そう思います。
愛される男の自分革命 人生が100倍輝く フランス人の極意
ドラ・トーザン(Dora Tauzin)/著 発売日:2016年05月20日 ISBN:978-4-19-864159-7 判型/仕様:四六判 定価:本体1,400円+税

ドラ・トーザンDora Tauzin エッセイスト。国際ジャーナリスト。仏・パリ生まれ。ソルボンヌ大学、パリ政治学院卒業。国連広報部勤務後、92年からNHKテレビの「フランス語会話」5年間レギュラー出演。慶応義塾大学講師を経て、現在は「アンスティチェ・フランセ東京」、「アカデミー・デュ・ヴァン」などで講師を務める傍ら、新聞、雑誌への執筆や、講演、テレビ・ラジオのコメンテーター等多方面で活躍中。 『フランス人は「ママより女」』、『パリジェンヌ流 今を楽しむ!自分革命』『フランス人は年をとるほど美しい』など著書多数。2015 年レジオンドヌール勲章シュバリエ受章。
Dora Tauzin(ドラ・トーザン)Officialフェイスブック
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