関ジャニ∞の大倉忠義が、プロデューサーとしても認められ始めた。
2018年から関西ジャニーズJr.のプロデュースやライブ演出を担当。大倉が手掛けた7人組のなにわ男子は、11月12日に「初心LOVE」で待望のメジャーデビューを果たした。これに伴い大倉は、9月に関ジャニで初めて単独でツイッターを開設。名義は「大倉忠義/Producer」で、地元・関西のジャニーズシーンを盛り上げる気概が感じられる。
大倉には、意外な親友がいる。大物女優の大竹しのぶだ。2人の年齢差は28歳だが、家族ぐるみの付き合い。4歳の年齢差である長女のIMALUとは、さし飲みする仲だ。
大倉と大竹をつなげたのは、シンガーソングライターの高橋優。大倉とは、深夜ラジオ「オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん」(ニッポン放送)で毎週顔を合わせていた。高橋は大竹とも友人だったため、大竹が友だちの寿司屋を助けてあげるためにアルバイトをしていた時、大倉を連れて訪れた。そこで意気投合。1週間後には2人だけで食事し、その翌日にはBBQするほど急接近した。
のちに大竹は、フランスを代表する歌手のエディット・ピアフの生涯を描いた主演作「ピアフ」を鑑賞するよう誘った。好評につき4度も上演された、女優大竹の代表作の1つだ。しかし、大倉は「眠くなるかもしれないから‥‥」と断ったという。
「ならばと大竹は、招待客の受付に栄養ドリンクを2本預けて、来てくれた大倉を寝かすまいと力になったそう。大倉は上演前に2本を飲み干し、睡魔に襲われることなく最後まで鑑賞。想像を絶する内容に、“眠くなる”と一度は断った自分を恥じたそうです」(アイドル誌ライター)
以降、大倉は大竹の舞台をすべて劇場で鑑賞。関ジャニのコンサートで足を骨折した時も、松葉杖をついて劇場に足を運んでいる。
そんな2人は今年6月、自伝劇「夜への長い旅路」で初共演。大竹はモルヒネ中毒で精神が不安定な母、大倉は道楽を繰り返す長男を熱演した。
大倉は大竹を心底信用しているのか、目の前でグデングデンに酔っ払ったことがあるのだとか。
「大竹とIMALU、その友だち、大倉と高橋で飲んでいた時のこと。大竹が帰ったあとも、大倉たちは飲み続けていたそうです。深夜に大竹の携帯電話が鳴り、出ると大倉。『家の鍵がない。泊まるところがないから、泊めて』と頼んできたのだとか。しばらくして家にやって来た大倉に、バスタオルと歯ブラシ、携帯電話の充電器をそっと置いたそうです」(前出・アイドル誌ライター)
大物女優の自宅で突然のお泊まり。悪びれることなく口にできる大倉の肝の据わり方はハンパない。生き馬の目を抜くジャニーズ事務所で20年以上も活躍を続けるには、これぐらいの図太さが必要なのかもしれない。
(北村ともこ)