11月18日放送の「SUPER RICH」(フジテレビ系)第6話で、江口のりこ演じる衛から身を引く空を好演した町田啓太。空は、「僕じゃだめってことですか?」と衛に告白するも「私ら、そういうんじゃない。勘違いや」と軽く流され相手にもされず、やっとの思いから会社の玄関口で「俺だって男なんですよ。誰か好きな人がいるんですか?」と衛を問い詰め、「いや‥‥」と衛が答えたとたんにギュッと抱き寄せ、切ないラブシーンが展開されるかと思った視聴者も多かったのでは。しかし、そのタイミングで酔った碇(古田新太)を抱えながら優(赤楚)が登場。衛と空は身体を離すという結果に。
その後、仕事に励む優を見つめる衛の柔らかなまなざしや、優から「痛いの痛いの飛んでけ~」と両腕をさすられてうれしそうに受け入れている衛を見てしまった空は、衛が優に惹かれていることを察知したのか「衛さんを抱きしめた時にわかりました。いや、もっと前からわかっていたと思います。それでも目指していいですか? 衛さんのそばで、いちばん衛さんの役に立つ人間を」と潔く衛への恋心を断念。あまりにも美しい散り際に、ネット上では「私なら空選ぶ」「なぜ空を選ばない? 空が切なすぎる」「今すぐ空を抱きしめに行きたい」といった声が続出した。
「衛への恋心、優に対する優しさ、仕事に対する情熱など、気持ちの部分がドラマの中できちんと描かれているキャラクターは空しかいないと言っても過言ではないでしょう。そのため視聴者はいちばん空に共感を抱きやすいのでは。また、演じている町田も、繊細な心の機微をしっかり表現しており、称賛の声があがるのも当然のこと。誠実なキャラクターを演じることができる確かな演技力と正統派二枚目の容姿から、野性味あふれるダンス集団を擁する芸能事務所『LDH』所属と聞いて『LDHらしくない』『町田くんがLDHと知って驚いた』『俳優専門の事務所に所属している人かと思ってた』といった声もあがっています」(女性誌記者)
「優と1度結婚したあとで空と再婚してほしい。空はきっとずっと衛のことが好きなはずだから」「空を当て馬として終わりにさせたくない。衛と優の結婚が破綻したあとの再婚相手として幸せになってほしい」など、衛との再婚を思い描く声まである空。このまま忠犬として終わってしまうのだろうか。