俳優の新田真剣佑が弟の眞栄田郷敦に嫉妬心を抱くあまり、早々の渡米を行い、共演もNGにしていることを11月30日発売の「女性自身」が報じた。
同記事によると11月26日、2人の父親で俳優だった千葉真一さんの百箇日法要と納骨式が行われたが、長男の真剣佑は姿を現すことはなかったという。真剣佑は9月下旬にアメリカから帰国したが自主隔離のため参列せず、その後も遺骨と対面していない。そして誕生日の11月16日を迎えた直後、再び渡米。早々の渡米の理由のひとつには弟の郷敦への“嫉妬”もあるという。
郷敦は最近、国内での役者としての評価が上昇中。対して真剣佑は所属事務所を退所し、海外に拠点を移したことで日本でのドラマや映画のオファーがなくなってしまったという。立場が逆転した兄弟の距離は広がりつつあり、さらには郷敦が父・千葉さんから直接アクション指導を受けていたことが真剣佑の嫉妬心をかき立てることになっていることにも言及。真剣佑は兄弟共演のオファーは決して受けないというのだ。
しかし、ネットでは《ライバル心と、不仲はまた別。マッケン兄弟は仲いいんじゃないのかしら》《胸の内は誰にもわからないけど、嫉妬はしてないと思う》《真剣佑はハリウッド俳優にまでなってるのに、活躍している弟を喜びこそすれ、羨むなんてことないと思う》《役者さんは仲よくても兄弟や親子共演は余程のことがない限りしないよ。頼まれた相手に義理があるとか、断れない事情でもない限り》など記事に対する懐疑的な声が多数寄せられた。
「真剣佑と郷敦は、幼少期はともにアメリカで過ごしていましたが、両親の別居・離婚に伴い、12年に真剣佑はアメリカに残り、郷敦は母親と日本へ帰国しました。多感な時期に離ればなれで暮らしていた2人でしたが、インタビューなどではお互い兄弟仲は良好であることを告白しており、真剣佑が日本にいた頃は月イチぐらいで会っていたとか。さらにお互いの出演作品について、郷敦はインタビューで『僕も観ますし、兄も観て感想をくれたりします』と明かしています。また、郷敦の名字は本来、『前田』なのですが『眞栄田』にした理由は父親と兄の名前に入っている“真”の文字を入れたくて旧字体の“眞”を使ったことを明かしています。郷敦が今年9月10日放送の『A-Studio』(TBS系)に出演した際は真剣佑が『こんな素敵な弟がいるということは僕の自慢』とメッセージを寄せています。ネットの声の通り、真剣佑が郷敦に嫉妬を抱いたとしてもそれは不仲からではなく、切磋琢磨に近いのかもしれません」(芸能記者)
兄弟でありながら、本当のライバルと言えそうだ。
(柏原廉)