タレント・山口もえが12月15日放送の「ホンマでっか!?TV 2時間SP」(フジテレビ系)に出演。夫でお笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二の自宅での様子について「隙あらば寝ようとします」と語った。
山口は、バツイチで独身生活も長く経験している田中に関し、「家事をやらずに今までどうやって生きてきたんだろうってくらい、何もしない」としつつ、「今は子どもが3人いるので、手伝ってくれるようになったんですね。食器洗いと洗濯機」という。
これにMCの明石家さんまが「ボタン押すだけやないかい!」とツッコむと、山口は「そう。今まではゴミ捨てとかをお願いしても、家の前にゴミを置いても、それをまたいで出て行っちゃうくらい。ゴミがあったのに気付かないくらい、何もしてくれなかったんです」と説明。
また、料理についても「全くできない」とし、そもそも料理自体に無関心であるとも明かした。「“何食べたい?“って聞いても、『う~んと、豚肉の‥‥あの塩コショウで炒めたやつ』とか、料理名を全く覚えないんです」と無頓着なようで、「最近は手の込んだ、ピカタとかワカモレとか流行っているものを出すんですけど、夫は何か知らずに食べているんです。何かっていうのも聞かずにいるんです。だから一生、食べたくても、それを食べられないんです」と笑いながら暴露した。
さらに、売れっ子芸人としてのハードなスケジュールをこなすことから、疲労が溜まっているのか、自宅ではぐったりとした様子だという。子どもと遊ぶ時間があるのは、毎週土曜日の昼間のみで、山口は「天気がよくて、“公園に行ってきたら?”って言うと、行くんですけど。私が何も言わないと、隙あらば寝ようとします」「なんか、冬眠しちゃうんじゃないってくらい本当に」と明かしていた。
「仲睦まじい山口と田中の柔和なムードが伝わるものでしたが、2020年8月には新型コロナウイルスに感染し、今年1月にも前大脳動脈解離によるくも膜下出血などを患っていた田中だけに、その体調を心配する声も散見。とりわけ、くも膜下出血からの復帰が早かったことから、56歳という年齢も踏まえ、『もう歳だからな』『忙しいんだから休ませてやれよ』『爆笑さん働きすぎで心配。あれだけ働いてたら家のことなんてできない。病気もされてるし』『それなりに稼いでくる人には、家事パスくらいさせてあげていいんじゃない? 子ども3人が大変なら、人を雇えば?』『田中は大病しても仕事を減らさずに、もえの2人の子供も受け入れてるんだから、家事なんか押し付けずに癒やしてやればいいのに』とする声が集まりました。
振り返れば、田中は定期的に大病や手術と向き合っており、“片玉事件”として知られる2000年の手術や、2012年の伝染性単核球症による肝機能障害での入院など、様々な局面を乗り越えて今があります。かといって、仕事量をセーブすることもなく、フル稼働でMC業をこなし続けているため、土曜日ぐらいはゆっくりと眠らせてあげてほしいという声があるのも頷けますね」(テレビ誌ライター)
なお、手料理は全くできないという田中だが、今年5月には山口がインスタグラムにて「結婚して初めて!!! 夫がカレーを作ってくれました」と綴り、玉ねぎやニンジン、肉がゴロっと入っているカレーの画像を公開した。
長男による「ママにカレーを作ろうよ!」との提案をキッカケに、バタバタな料理劇がスタートしたものの、「ほとんど夫が頑張ったようです」とも綴られていた。普段は激務をこなす売れっ子芸人だが、家庭では子どもたちとのコミュニケーションも欠かさず、どうにか心身のバランスをとっているようだ。
(木村慎吾)