俳優の神田沙也加さんが12月18日、札幌市内のホテルの高層階から転落し、急死したことがわかった。
この突然の訃報に演出家の宮本亜門氏は翌19日、自身のツイッターで「僕はどうしても寂しくて、悔しい。これからなのに、もっと生きてほしかった」と沈痛な胸の内を綴った。
アニメ「アナと雪の女王」シリーズでアナ役の日本語版声優としても活躍した沙也加さんに向け同日、ディズニー公式ツイッターも「神田さんは、世界中で愛されたアナに、感情豊かな表現と透明感のある美しい声で生命を吹き込み、物語を伝えてくださいました。心からの感謝と哀悼の意を表します」と追悼と感謝の気持ちをあらわした。
さらに、12月19日放送の「アッコにおまかせ！」（TBS系）に出演した俳優の峰竜太は沙也加さんの両親である俳優の神田正輝と歌手の松田聖子を心配し「ご両親にとっては人生最大の悲劇」と慮った。
「沙也加さんは自身の芸能生活の転機となったミュージカルを愛していました。そして、よりよく演じるための精進も重ねていました。そんな沙也加さんが、出演している舞台の最中に、自らの命を絶つのは信じられません。彼女に関わったすべての人が、大きな悲しみの中にいます」（芸能記者）
いまは静かに、ご冥福を祈るしかない。
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