「どうせ笑わせようとして滑ってばかりのドラマなんでしょ?」そんな悪い前評判が聞こえていた12月27日放送の年末スペシャルドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」(フジテレビ系)。ところが放送中から「笑えるのに涙が出てくる‥‥感動してる‥‥」「どうしよう! 期待せずに流し見してたら、いつの間にか泣きながらガン見しちゃってるんですけど」「志村けん役の山田裕貴も、いかりや長介役の遠藤憲一も、加藤茶役の勝地涼も、本人にしか見えない! 再現力すごい! おもしろいのに涙が止まらないよ」といった声がネット上に続出。見応えのある2時間ドラマに感動した人が多かったようだ。
「特に加藤茶を演じた勝地は、前日26日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、1カ月半前に出演したばかりだというのに番宣として山田と遠藤とともに出演。トークを回す役を1人で担っていました。というのも、ドラマの主役である志村けんを演じるのは山田ですが、3人の中では最年少。最年長である遠藤は、勝地の言葉を借りれば『TVショーだってわかってます? 俺たちプライベートで飲んでるわけじゃないんですよ?』とツッコミを入れたくなるほど言動が自由すぎるため、勝地が会話を仕切るしかなかったようです。
その証拠に番組冒頭から、チアガールがたくさん出演していたシーンの撮影現場で、勝地が『集中して話してた子が、お別れになった奥さんに似てたよね』と遠藤が爆弾投下。ネット上でも即座に『エンケンがブッ込んだ!』『エンケンが勝地をいきなりイジってるw』といった声があがりましたからね。
番組最終部でも遠藤が勝地に対し、夫婦関係について「本当に『ダメだな』ってなる時ってどういう状態になるの?」とストレートに質問。勝地は2021年4月に離婚した前田敦子の仕事に対する姿勢などを『前々から尊敬していた』と言い、『そう(離婚)したほうがいいんだろうなって思った時は、お互いに何の影響もし合えてないというか』『「ダメかもな」って思った時には、一緒にいると2人ともダメになってしまうんじゃないのかなっていうことは感じた』と赤裸々に告白。『離婚という形にネガティブじゃなくて、違う形を探りたいって思って』と、あくまでも前向きな未来を考えて別れたと説明。最近も、前田と子どもと3人で過ごしたと明かし、『間違った選択してなかったなっていうのはあります』と胸を張ったことで、遠藤は無言で勝地に拍手を送っていました。
そんなやりとりを見てからドラマを見た人も少なくなかったようで、『勝地が「ボクらの時代」で来年は勝地の年になりそうとか冗談で言ってたけど、マジでそうなりそう』『加藤茶の優しさとおもしろさが本当によく出てた。勝地涼の時代はすぐそこまで来てるよ!』『来年はきっと「勝地涼の時代」になるよ。すっごいよかった!』といった声があがっています」(女性誌記者)
2022年は勝地涼の時代となるか。