一部では年末にスタートしたと言われている「NHK高橋一生フェス」。この意味は、2020年末に3夜連続放送されたドラマ「岸辺露伴は動かない」(NHK)が人気を博し、2021年末の12月27日から29日にも続編を放送。それに伴いクリスマスの25日放送「土曜スタジオパーク」(NHK)にもゲスト出演。1月10日からは岸井ゆきのとW主演する連ドラ「恋せぬふたり」(NHK)が始まるというから「フェス状態」と言われるのも当然だろう。
「25日放送の『土スタ』に出演した高橋は、『岸辺露伴は動かない』の続編を演じることになって『本当にうれしい』と笑顔を浮かべていましたが、ネット上ではすでに『きっと年の瀬の風物詩のようにシリーズ化されると思う』『これからも毎年12月末に「岸辺露伴シリーズ」はあるだろうな』など、続編というよりシリーズ化されるだろうと予想されているようです。
高橋演じる岸辺露伴、飯豊まりえ演じる泉京香というレギュラー出演者もさることながら、1話完結で各話にゲストとなる役者が怪演するのも、このドラマの見どころの1つ。28日に放送されたトータル第5話『背中の正面』には4代目・市川猿之助がゲスト出演し、露伴の背中にずっとしがみついて離れない乙雅三を怪演。『土スタ』で高橋は『亀さんとはずっと演技していたいと思いましたね』と語り、そう思ったのはこれまでに2人いて『亀さんと未來ですね』と発言。ネット上では即座に『亀と未來』に反応した人が相次ぎ、『猿之助が2代目亀治郎を名乗っていた14年来の仲だもんね』『一生さんと亀治郎改め猿之助さんは仲がいいんだよね』『昔からの知り合いからは「亀って呼ばれる」って3代目猿之助自身が公言してるからね』といった声が。
同時に2020年12月29日放送の第2話『くしゃがら』にゲスト出演した森山未來をすぐに想起した人からは『一生さんと森山未來さんは役者として同じ匂いがする』『森山未來と2代目亀治郎が高橋一生にとって別格だったってことはドラマ見ててもわかった。この2人の時は空気がなんか濃密だった』『亀ちゃんと未來は特別だって意味、わかるわ~』など、納得の声もあがっています」(女性誌記者)
春には川端康成の名作小説が「雪国‐SNOW COUNTRY‐」(NHK BSプレミアム)としてドラマ化。高橋が主人公の島村、奈緒がヒロイン・駒子を演じる。2022年は再び「高橋一生ブーム」が巻き起こりそうだ。