1月8日にスタートする土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」(NHK)の主役に人気アイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉が抜擢され、大きな注目を集めている。
このドラマは、幕末の国際都市・長崎を舞台に若解者(わげもの)=通訳者を主人公とした時代劇ドラマ。永瀬演じる伊嶋壮多は、通詞だった父の失踪の謎を追って江戸からやってくる青年。初回は、類まれな語学センスと好奇心を持つ壮多が名通詞の英語塾で学び、密輸事件の真実に迫る。
永瀬は、「『おかえりモネ』に続き、こんなに早くNHKドラマに出演させて頂けること、今回は主演であること、そして本格時代劇に初挑戦させてもらえること、とても光栄に思っております(中略)変化の時代を必死に生きていく大胆で行動力のある壮多を雪駄の寒さも忘れるくらい熱を持って演じていきたいと思います」と意気込みを語っている。
「永瀬は2020年に出演した映画『弱虫ペダル』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞すると、前期の朝ドラ『おかえりモネ』(NHK)ではヒロインの幼馴染の漁師・及川亮役を演じて国民的な俳優の仲間入り。さらに今年に入り、今作のほかにも1月21日に公開される映画『真夜中乙女戦争』では、退屈な日常を送る冷めた大学生役を演じるなど、俳優としても快進撃は止まりません」(芸能ライター)
NHKで高い評価を得ている永瀬廉には、ジャニーズ事務所も大きな期待をかけている。
「朝ドラ出演後、間髪入れずに時代劇の主役に抜擢された永瀬。2023年の大河ドラマ『どうする家康』には家康役に松本潤、織田信長役に岡田准一とジャニーズの先輩がメインどころで出演。その前に、NHKで時代劇主演ということは『どうする家康』出演への布石とも考えられます。そして、いずれは、大河の主役を射止める可能性も十分にあります」(女性誌記者)
大河の主演を演じてきた先輩たちを目標に、ぜひ頑張ってほしいものだ。
(窪田史朗)