菅田将暉主演ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)が1月10日にスタートし、平均視聴率は13.6%の好発進となった。
原作は漫画家・田村由美氏による同名コミック。主人公の久能整(菅田)は、爆発したような天然パーマの髪が特徴の大学生。友達も彼女もなく、親の仕送りでひとり暮らしをしている。家ではカレーを作るのが好きだが、ご飯以外のカレー味は嫌いだ。
記憶力に優れ、自身のことだけでなくその周りで起こった出来事も細部まで覚えている。人の話を聞き、物事をあらゆる角度から推測し、鋭く本質を突いてくる。ある事件の参考人となったことで、大隣署の新人刑事・風呂光聖子(伊藤沙莉)や中堅刑事の池本優人(尾上松也)に頼られるようになる。
視聴者の感想としては「面白かったです。ただ、菅田君より原作の久能君のほうが明るい感じですね」「伊藤沙莉さんの風呂光役もよかったし、来週も楽しみなドラマ」「期待が持てるドラマ! どんどんドラマの中に引き込まれていって、気がつけば最後まで楽しませていただきました」など上々の評価だ。
「今作は、かなり原作に忠実なつくりでした。主人公のキャラについては、原作ファンから“暗すぎる”との指摘もありましたが、久能のお茶目な一面は、次の事件から発揮されます。それを菅田がどう演じるか楽しみです」(テレビ誌ライター)
今後、視聴率を上げることができそうな期待感のある作品のようだ。