1月25日に放送されたワイドショー「バイキングMORE」がコーナー時間をオーバーしてまでヒートアップした。
この日は、途中のコーナーでタレントの藤田ニコルがラジオ番組で発した内容について議論。その内容とは、某週刊誌が歌手の瑛人の熱愛を報じた際に、相手の女性について「藤田ニコル似美女」と形容したことだったとか。
「藤田さんは、ご自分はその熱愛報道とは何も関係ないのに名前を出されて迷惑だといった感じだったようですね。しかし、本気で怒ったわけではなく、『藤田ニコル似の美人』と表現されたことでネット上では肝心な熱愛問題以上に藤田さんが美人か否かに話題がすり替わってしまったようなんです。それが『ちょっとショック』だったようですね。そうした流れに対する怒りのようです」(女性誌ライター)
自分が全く関わってないことで「藤田ニコルが美人かは置いておいて」などと、突然自分の容姿についてとやかく言われるのは確かに気持ちのいいことではないはず。番組ではその部分にはコメンテーターたちも理解を示していたが、議論はそこから白熱。突然の容姿論争になってしまった。
「MCの坂上忍さん、コメンテーターのヒロミさんやブラックマヨネーズのお2人などが声を荒らげるほど白熱していました。臨床心理士の藤井靖さんが美人に美人と言い続けることも容姿だけでしか評価していない、相手の内面を見ていないなどと言及すると、坂上さんやブラマヨのお2人は『じゃあどうしたらいいのか』とぶ然とした様子。あまり褒められない男性ならカッコイイと言われただけで嬉しいともコメントしていました。藤田さんが美人も幅広くていい、固定の美人のイメージがあることに苦言を呈したことについても、コメンテーターの男性たちは『そうはいっても‥‥』という反応でした」(前出・女性誌ライター)
白熱する中、美人が美人と言われて怒るなら「黙っとけ」とまで言ってしまったのがブラマヨ吉田。これには周囲も苦笑いだったが、吉田はさらにヒートアップ。藤田に対して「俺の顔と変えてみろ」と発言。「一生、ブラマヨ吉田似のイケメンとは言われない人生」と嘆いていた。
そんな番組を藤田自身もチェックしていたようで、すぐに「こんなに大げさにしないで」「ネタだよ」とツイッター上で困惑。SNS上では「ラジオでは本気で怒ってたけどね」「ネタという感じじゃなかったよ」とツッコミが。番組中にヒロミが発した「(藤田ニコル)実物に会うと本当に可愛いけどね」というコメントが最も実感がこもっていた、とも。
相手を褒めてあげたいのに、誰もが口ごもってしまう社会になったら本当に窮屈だと思うけれど、その考え方がもう古い?
(山田ここ)