フリーアナウンサー・川田裕美が1月25日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演し、東京人に対する不満を口にした。
大阪市住之江区出身の川田は、この日のテーマである「関西女子VS東京女子」において、「東京の人って、どこに住んでいるっていうのをよく聞いてきて、住んでいる場所でステータスを評価しようとするというか」と切り出した。大阪ではそうした雰囲気はないと言い、「東京に引っ越したら絶対住んでいる場所を聞かれるよって言われていて。確かに住みだしたら、『どこ?』って絶対聞かれる」と実際に“居住地マウント”の被害を体験したという。
川田が東京での住所を答えると、「あー」というリアクションで返され、「そこでマウントを取られるような」とコメント。これにMCのお笑いタレント・明石家さんまも「取っている」「世田谷とか西麻布とか言えば『おー!』ってなるけど、違うところを言うたら『え、そこ?』ってなる。そういうことやろ?」と尋ね、“居住地マウント”の存在を認めていた。
さんまの補足説明に、川田は「そうなんです」とし、「大阪の人は聞きたいことを、『家賃ナンボ?』とかバーンって聞いてくるんで、そっちのほうが気持ちいいんですよ」と、遠回しではなくストレートに質問されるほうが心地いいと感じているようだ。
「川田が肌で感じたという、東京人による“居住地マウント”に対する嘆きには、ネットでも『東京の初対面あるあるだな』との声が。『大阪出身で東京都内に住んでます。幼稚園ママたちから必ずどこのマンション? 何階? 車は? と聞かれます。東京の人はマウント取りたがりすぎる』『確かにそういう人はよく見ますね』『実家は台東区でも、車のナンバーが足立っていうと残念だねーみたいなことを言われたことがあってビックリした』などと共感を寄せるものが多かったです。また、『東京は高く買ったことを自慢する。大阪は安く買ったことを自慢する』『そういうことを聞く人、気にする人は、東京出身ではない人が多い印象ですね。もともと東京出身の家族は当たり前に東京にいるので気にならないかも』『東京に住むためにみんな必死なんだろうな』などの意見もあり、同じ東京都内でも、その地域や区によって土地の値段や賃貸価格に大きな差があるという事情も関係しているのかもしれません」(テレビ誌ライター)
東京での“あるある”な風潮は、川田にとってはどうにも解せないものだったようだ。
(木村慎吾)