お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が1月23日放送のラジオ番組「NON STYLEと峯岸みなみのフリースタイルジャーニー」(ニッポン放送)に出演し、大学受験の際に意識したことを明かした。
同番組の出演者で、相方・石田明、タレント・峯岸みなみらの中では、唯一の大学受験生だった井上。神戸学院大学経済学部卒業という最終学歴で、峯岸から「大学行ってよかったっていう風に思います?」と聞かれると、「思います」と即答した。
続けて、「大学には何があるんですか?」と尋ねられ、井上は「それでいうと、何もない」「何もない4年間があってよかった。峯岸さんみたいに『アイドルになる』みたいな夢があればええねんけど、そんな風には生きてないやん。やりたいことはいっぱいあるけど、全部明確じゃないってなって、その状況で4年間、年上の先輩方と過ごせたのは大きかった」と振り返った。
また、大学でしか経験できない醍醐味として、「高校生、中学生は年上っていっても、1個上か2個上やん。大学行ったら2浪、3浪で入ってきてる人もおって、4つ、5つ上とかおるから。いろんなこと教えてくれんねん、いいことも悪いことも。そこはやっぱりタメになるよね」とも説明。峯岸が「何を教わったんですか?」と聞くと、「酒の飲み方もそうやし、女の子の口説き方もそうやし」と返していた。
井上は受験に際し、「男女比」を基準にどの大学に進むかを選んだと告白。「本当は上のランクの大学に行けたけど、そこは男子9割、女の子1割やってん。それはちょっと嫌やなって思って、男1に対して、女の子1の割合の大学を選んだから」となるべく女子学生の多い学校を望んでいたという。
「大学選びにおいても井上らしさが全開で、これにはネット上で『男女比で大学を選ぶヤツがいてもおかしくない』『知り合いにも男女比で選んでる人いたの思い出したわ』といった反応があったほか、『本当は上のランクに行けたけど』との箇所には、『ダサいな~』『志望大学に行けなかった人や虚栄心を張りたい人が使う常套句ですね』『けっこうイイ話してるのに“本当は上のランクの大学に行けたけど”のくだりが台無しにしてる。さすが井上』『仲間内の飲み会で言う分にはまぁ聞いてもらえる話だけど、放送で一般人に聞かれたら“あ~、やっちゃった”って感じになる』『こういう痛々しい台詞をしみじみと語れてしまうところがいかにも彼らしい』などの失笑コメントがズラリと書き込まれました」(テレビ誌ライター)
大学で先輩に教わったという女性の口説き方については、現在の井上のナルシストキャラの芸風にひと役買っているのではないだろうか。
(木村慎吾)