俳優の菅田将暉が先月1日に放送された自身がパーソナリティ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に出演。自身の持ち歌である「虹」をこの日のゲストである永山瑛太とともに生歌唱する場面があった。
永山はゲストコーナー終盤に「早く菅田くんの生歌を聞きたい。今から俺は『虹』を生歌で聞きたい」と無茶ぶり。どうやら、永山は今回のラジオ放送前にも菅田に連絡をして、生歌を聞きたいとリクエストしていたようで、「俺は菅田くんの生歌が聞けると思って、このレイディオに(ゲストで)出てるんですよ」「一緒に歌いたい」と、いかに菅田の歌を聞きたいと思っているかを熱弁。
そんな大先輩の唐突な無茶ぶりに対して、菅田は「じゃあ歌います」と応じて、永山をリードする形で「虹」をアカペラ歌唱。途中、サビの高音が出ていない永山の姿を見て、笑う場面もあったが、1番を歌い上げ、永山も「ありがとう。うれしい。すいません、無理言って。いやあ~感動しました。まさか一緒に歌えるとは」と、感激していた。
「1月6日に放送されたイントロクイズ特番『クイズ!ドレミファドン 冬ドラマ豪華俳優陣が激突!新春SP』(フジテレビ系)に、主演ドラマ『ミステリと言う勿れ』の番宣で共演の伊藤沙莉らと出演。途中で止まった曲の続きを歌唱するというクイズでは、菅田の持ち歌である『さよならエレジー』が出題されると、伊藤が回答ボタンを押して回答権利を獲得するも、肝心の歌唱は菅田に押し付けていました。それでも菅田は恥じらいは見せつつも、しっかりと歌唱していましたね」(エンタメ誌ライター)
リスナーからも「恥ずかしがりながらもしっかりとリクエストに応えるのは素晴らしい」「菅田くんは気取ってなくていいよね」「ファンにも気さくに接してくれそう」など、そのサービス精神を絶賛する声が見受けられた。
「昨年5月に放送された『菅田将暉のオールナイトニッポン』では、『さよならエレジー』を河川敷で練習していた学生2人組に遭遇したエピソードを披露。1人はギターを持ち、イントロを完璧に引いていたそうで、それを目撃した菅田は『ちょっと感動してさ。俺の曲弾いてくれてる! 高校生が河川敷で! うわ、やば嬉しい!』と感動。さらに『どうしようかなっていうか、帰り道、そこ通るし。ご本人登場パターン?』『どうしよ! これ、行った方がええんかな? ハモリに行ったらええんかな?』と、ご本人登場をするべきか葛藤したことを明かしています。
結局、その学生たちは次にシンガーソングライターであるVaundyの『東京フラッシュ』を弾き始めるも、ギター演奏に苦戦。ギターを弾く学生は『ちょっとゴメン。もう一回、簡単なほうやっていい?』と断りを入れ、『さよならエレジー』を弾き始めたそうで、『さよならエレジー』を簡単なほう扱いされたことで『あ~、そうか。ゴメン、もう行けへんな』『それが逆ならね。逆なら「ちょっと貸してみ?」って言っていけるんやけど』と、本人登場を断念したというオチをつけて、笑わせていました。少々気の毒なエピソードではありますが、しっかり笑い話にできるあたり、器が大きいですよね」(前出・エンタメ誌ライター)
気取らない性格で好感度が抜群に高い菅田とあって、俳優としてはもちろん歌手としても今後も変わらず活躍していくことだろう。
(本多ヒロシ)