放送中のドラマ「逃亡医F」(日本テレビ系)で主演を務めている俳優の成田凌。寄せられる批判や評価、悩みについて1月29日、ニュースサイト「週刊女性PRIME」が報じている。
今回の「逃亡医F」は、医療ドラマが多い昨今にあって、医者が逃亡するというトリッキーな設定の意欲作。しかし、ドラマの第1話放送後は森七菜演じる沢井美香子が、腕がちぎれかけるほどの怪我をしたのに冷静に話し続ける場面や、松岡昌宏演じる八神拓郎が元自衛官にも関わらず弱すぎることなど演出に対するツッコミが殺到した。
なかなか難しいかじ取りを任された成田だが、実は俳優として悩みを抱えているといい、それは“代表作がない”ことなのだとか。人気作に数多く出演しているが「成田と言えば」と思い浮かぶ作品が少ないという。
「成田は地上波の連ドラは今回が初主演ですが、映画はすでに4本の主演作があり、脇役で強い印象を残した作品もあります。実際にネットでは《『スマホを落としただけなのに』の演技はよかったと思います。結構この映画の中で存在感残してたと思います》《「窮鼠はチーズの夢を見る」の凌くんが大好きです。代表作だと思いますよ》《「カツベン!」があるじゃん!》などそれぞれが感じる成田の“代表作”をあげる声が続出。
また《彼は主人公よりも敵役や犯人役のほうが凄くよかったと思う》《代表作はないかもしれないけど、通り過ぎた後に凄まじい爪痕を残すタイプ。名脇役で長くやっていくほうが俳優としていいことなんじゃない?》《「窮鼠はチーズの夢を見る」みたいに主演より脇で映える気がします。映画もドラマも主役だけじゃ成り立ちませんからね》など“バイプレイヤー”として推す声も多いようです」(芸能記者)
もっとも「逃亡医F」については《逃亡医Fは気の毒になるくらい酷い》《演出全てが安っぽくてドラマをぶち壊してしまっている。役者さんがかわいそう》《期待していた『逃亡医F』ですが、イマイチでした》など厳しい声が続出している。
こちらは代表作とするには難しいかもしれない。
(柏原廉)