ABCテレビが2月5日、約27年続いた同局制作の「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(テレビ朝日系)の後番組の司会に、歌手のDAIGOを起用することを発表した。
4月1日に終了する「おしゃべりクッキング」の後番組「DAIGOの台所★(仮)」は4月4日にスタート。「おしゃべりクッキング」と同様に月曜から金曜の帯番組となる。DAIGOが帯番組のMCを務めるのは初めてだ。
DAIGOは料理の経験はほぼゼロといい、料理番組の顔となることについて「今回まさかの『DGDBT』(DAIGO大抜てき)で新しい料理番組をやらせていただくことになりました。毎日の献立を一生懸命考えている皆様に、参考にしていただける楽しい番組にしていきたいと思います。そして僕自身も料理のスキルアップを目標に楽しく頑張っていきます! よろしくお願いいたします」と持ち味のDAI語を交えてコメントした。
しかし、ネットでは《バラエティ色強くなるのは嫌だしDAI語は使わないでほしい。純粋に料理作る番組がいい》《省略用語はNGワードにしてくださいね、意味わからないので》《DAI語でのレシピ紹介はなしにしていただいて、真面目な進行を希望》などDAI語封印を要望する声が多数。
「DAI語とはフレーズや単語をアルファベット数文字に略して表現するDAIGO独特の言葉遊び。15年にはDAI語を集めた辞典が発売されており、16年に結婚した女優の北川景子へのプロポーズにも『KSK(結婚して下さい)』とDAI語を使い、後にプロポーズソングとしてシングルにもなりました。DAIGOにとってDAI語は自身のアイデンティティそのものと言ってもよく、それを新番組で使うなと要望するネットの声は本人にとって相当キツいのでは」(芸能記者)
放送前から早くも持ち味封印の声があがったDAIGO。果たして4月からの新番組ではDAI語は飛び出すだろうか。
(柏原廉)