女優・石原さとみが4月にスタートする生活情報番組「トリセツショー」(NHK)でMCを務めることが2月8日に明らかになり、大きな注目を集めている。
この番組は、昨年放送された満島真之介が進行を務める特番「万物トリセツショー」(NHK)をリニューアルしたもの。身の回りのもので、あまり知られていない生活情報を深掘りする新しいタイプの生活情報番組だ。立川志の輔の司会で27年間続いた長寿番組「ガッテン!」の後番組だけに誰がMCを務めるのか、大きな注目を集めていた。
石原は一昨年に一般人男性と結婚。今年1月10日に第一子の妊娠を発表して、今春出産予定。今後の芸能活動に関しては「引き続き、赤ちゃんのことを第一に考えながら、大好きなお仕事にもマイペースで励んでいけたら」とコメントしていた。
「石原は、『花王』『サントリー』『三菱東京UFJ銀行』など、大手企業のCMを数多く担当。出産後はさらに、ママ、情報番組MCという肩書きが増え、CMオファーは今まで以上に殺到するのではないでしょうか」(女性誌記者)
石原が今回、情報番組の出演を引き受けたのにはある理由があるという。
「石原は、2018年のヒット作『アンナチュラル』(TBS系)以来、毎年民放GP帯の連ドラで主役を張ってきましたが、このところ視聴率的には頭打ちで同じ事務所の先輩・綾瀬はるかとは差が開くばかり。そこで今後は、子育てをしながら情報番組でNHKの信頼を勝ち取り、紅白歌合戦の司会はもちろん、いずれは大河ドラマの主役の座を狙う戦略に切り替えたのかも知れません」(芸能ライター)
石原が大河ドラマに出演したのは、2005年滝沢秀明が主演した「義経」で静御前を演じたのが最初で最後。同じ事務所の先輩女優・綾瀬はるかが、2013年に「八重の桜」で主役の座を射止めているだけに、演技派女優・石原さとみとしては負けられないところだ。
(窪田史朗)