「気を付けているはずなのに出費がかさんで、なかなか貯金が増えない……」。そんな人ほど、次のようなものを積極的に購入しているかもしれません。これらの購入をコントロールすることで、出費を減らしやすくなりますよ。
■テイクアウトのカフェドリンク
通勤時など、カフェでドリンクを買う習慣がある人は多いと思います。でも、店内で飲まないドリンクなら、自宅や職場に材料とカップを用意して飲んだ方がずっと安く済みます。カフェで過ごすのではなく、ドリンクを手にするためだけに料金を支払うのであれば、より安価な方法を選ぶことができるのです。日々の出費が積み重なると大きな支出になりますから、意外と侮れない項目です。
■1つの機能に特化した調理器具・家電
キャベツ専用スライサーやネギ専用カッター、ゆで卵調理器、ヨーグルトメーカー、ドライフルーツメーカー、レトルト食品の温め専用調理器など、1つの機能に特化した調理器具や家電は、頻繁に活用するものでないと“タンスの肥やし”になりやすく、「買わない方がよかった……」と後悔することも。ライフスタイルと照らし合わせて“本当に必要か”を吟味し、必要なものだけを購入するようにすると、無駄遣いを防ぎやすくなります。
■収納グッズ
自宅を整えるのに便利な収納グッズですが、ときに支出を増やす元凶になることも。部屋の1箇所を収納グッズで片付けると、別の場所も同じように収納グッズが必要だと感じるようになったり、収納グッズを活用してスッキリした分さらに家の中にモノが増えていったりと、使い方を間違えれば支出を増やす一方になってしまいます。どの場所にどの程度収納グッズが必要か、あらかじめ計画をして取り組むことが、無駄遣いを防ぐコツです。
もちろん、紹介したこれらの商品は“1つも買ってはならない”ものではありません。本当に必要な場合にのみ買うようにすることで、無駄遣いを減らしやすくなるということです。こういった支出がどのくらいあるのかをチェックすることで、家計改善の第一歩を踏み出してはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)