2017年春にスタートするNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを務めることが決まった有村架純。
同作品は「ちゅらさん」「おひさま」で知られる岡田恵和氏が脚本を担当。ストーリーは、前回の東京オリンピックが開催された1964年から始まり、茨城から集団就職で東京を訪れたヒロインを演じるという。
同枠の「あまちゃん」で小泉今日子の少女時代を演じたことがきっかけでブレイクした有村が、ヒロインとして朝ドラに帰ってくることで大きな注目を集めそうだが、意外やNHK局内では「不安の声」が渦巻いているという。
「正直、数字は取れないのではないでしょうか」と表情を曇らせるのは、NHKの中堅局員である。
「2度目のオリンピックを控えた時期に『有村さんの2度目の出演』で前回のオリンピックの時代を描く、という話題性でPRすることになると思いますが、この内容ならもっと新鮮味のある若手女優をキャスティングすべきだったのではないでしょうか」
芳根京子が主演を務める次期朝ドラ「べっぴんさん」のほうが高視聴率を取ると予測している局員はかなり多いのだとか。
「『あさが来た』『とと姉ちゃん』と絶好調の朝ドラですが、いよいよ『ひよっこ』でコケてしまうのではと不安視している社員は多いですよ」(前出・中堅局員)
果たして、有村は再び朝ドラで成功を収めることができるだろうか。
(白川健一)