嵐・二宮和也が2月13日放送のラジオ番組「BAY STORM」(bayfm)で重大発表をした。二宮は今年公開の主演映画「ラーゲリより愛をこめて」の撮影で役作りのためダイエットを敢行。目標を達成したものの、あっさりもとの体重に戻ってしまったという。
「二宮は昨年12月5日放送回で、きつい食事制限を行って減量していることを告白。その体重が25歳の時と同じ53.6kgだったことを明かし、同じ体重になったものの、当時と同じコンディションにならず、がく然としたことを打ち明けていました。13日の放送では、2カ月がかりでやっと落とした体重が正月明けの5、6日目にほぼほぼ戻ってしまい、不思議で仕方ないとこぼした。二宮は『減らすのって、あんなに苦労するのに、増えるのってなんであんなに簡単に増えるんですかね』と納得いかない様子。
ダイエット期間中は、頭にあるのは食事のことだけ。食べるものを選んだり、加減したり、体重の増減に一喜一憂したりの繰り返しだったようです。見事目標達成したものの、その苦労は『しんどい』のひと言に尽きるのだとか。そんな2カ月間の苦労が雲散霧消したのだから、なかなかのショックだったのではないでしょうか」(芸能ライター)
現在、適正体重の55キロに戻った二宮。過酷なダイエットを成し遂げて、新たに見えてきたことがあるという。それは、四六時中食べ物のことばかり考えていたため、それまで全く興味のなかった食について俄然興味がわいてきたそうだ。
「そもそも二宮は食について無頓着。高級料理を食べるとお腹を壊すせいで、何のこだわりもありませんでした。好物はファストフードとハンバーグやもんじゃという、いたって安上がりなタイプで、とりあえず腹を満たせればいい派。ゲームに没頭するため、3食出前で済ませることに何の疑問も持たなかったようです。
しかし、結婚してから食生活は激変。一家の主として健康に気を遣うようにもなったのだとか。そして減量体験で食に対するありがたみを知ったのです。冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)で、各地のお取り寄せや流行りの店の絶品ごはんを食べる機会に恵まれ、どうせ食べるならうまいものをと考え方が変化したせいもあるのかもしれません」(ジャニーズウォッチャー)
二宮は「(体重を落とすのは)至難だし、もうやらないです。しんどいんで」とダイエット拒否宣言。しかし、4月期の連続ドラマ「マイファミリー」(TBS系)では、娘を誘拐されたゲーム会社の社長役に決定。誘拐犯相手に戦うスリリングな物語が展開される。心身ともにやつれた父親には、ダイエットが必須かもしれない。その時は、抜群の演技力で切り抜けるのだろうか。
(塩勢知央)