ダウンタウンの松本人志が2月17日、「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演。新幹線で遭遇した母親と子どもについて怒りを感じたエピソードを披露したが、ネットは賛否両論となっている。
この日の放送は「芸人グチSP」として、芸人達が日頃のうっぷんを持ち寄って笑いを交えながら披露するという内容。松本は新幹線に乗った際に「オカンと、1歳いってないくらいの乳幼児」に遭遇した時のエピソードを披露。松本によると母親はずっと子どもに話しかけていたそうで、「子どもは日本語を理解できないし、話せないのにさ、そのオカンが『あれ食べよっか』とか『あれ見てごらん』とかずっと話続けてんねん。いろいろ話しかけたほうが言葉を覚えるっていう教育もあるけど、家でやったらエエやんか。新幹線はそういう場所じゃないやん。いちばんうるさいねん!」と告白。その母親は結局、2時間半ずっと喋っていたという。
ネットでは松本のこのエピソードに対して《新幹線で2時間半ずーっとやられたら‥‥まぁ気持ちはわかるかも》《確かに新幹線とか静かに過ごしたいからずっと話し声聞こえるのはイラッとしちゃうかも》など賛意を示す声もあったが、《松ちゃんの言い分もわかるんだけど、子供が飽きて泣かれると迷惑をかけてしまう、というプレッシャーから話しかけ続けちゃう気持ちも痛いほどわかる》《普通に考えれば2時間半話しかけるって、それやってるお母さんもきついよね。たぶん泣かせない、ぐずらせない予防のつもりだったんじゃないかな》など母親の立場に立った声も多く見られた。中には《松本さんも、直接言えばよかったんだよ》《この人って子育ては奥さん任せだったんだろうなあ》など批判的な声もあった。
「明石家さんまも昨年10月に新幹線で子連れに遭遇した話をしています。こちらは生後9カ月の赤ちゃんがずっとさんまを興味深そうに見ており、ついによちよち歩きでさんまのもとへ行ったことがきっかけで、約2時間半もの間、さんまは赤ちゃんをあやしたり、ビニール袋で遊んであげたりと相手をしたとか。その様子が母親のものと思われるTikTokに投稿され、話題となりました。
松本もそういった対応ができれば、状況はまた違ったのかもしれませんが、本人は自分の娘のおむつを替えたのは1回だけと告白するほど育児には不参加。そのオムツ替えもうまくできずに便が漏れてしまったため妻からクレームをつけられ、『一生オムツ付けへん』と決意したとか。それぐらいの経験値では子ども好きで知られるさんまのような“神対応”は難しいでしょうね」(芸能記者)
さんまの境地にまで達するにはなかなか難しいようだ。
(柏原廉)