タレントの武井壮が2月21日、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に月曜コメンテーターとして生出演。芸能人生における“恩人”の名前を明かした。
番組では「私の命の恩人」というテーマで視聴者からの声を募集。その流れで番組MCのふかわりょうが武井へ“恩人”はいるかと質問。すると武井は「僕はやっぱり芸能デビューでお世話になった中居正広さん」と即答した。その理由として「デビュー番組に出していただいてね。スパッて人気者にさせていただいたんで。人気者って自分で言うのもおかしいですけど。有名にさせていただいた。その恩人です」と明かした。
しかし、ネット上では《前はピエール瀧だったのに》《この人、確か電気グルーヴの卓球とピエールが発見したんじゃなかったっけ?》《前まではピエール瀧さんの名前出してたけど今はコンプラ的にもなかなか名前出せないのかな》などツッコミが殺到。
「武井が注目を集めるきっかけとなったのは、12年5月に中居正広がMCを務めていたバラエティ『うもれびと』(フジテレビ系)であることは間違いないですが、デビューのきっかけを作ったのは電気グルーヴのピエール瀧です。
06年に西麻布のスポーツバーで武井が犬用ガムを噛んで顎を鍛えているところを瀧が“発見”。瀧から『君面白いね。テレビ出たほうがいいよ』と誘われ、その2日後に瀧とシンガー・ソングライターの森山直太朗がMCを務めていた番組『Oxala!』(スペースシャワーTV)からオファーを受け、そのままレギュラー出演することになったと武井本人が明かしています。ちなみに『うもれびと』に武井を推薦したのは森山でした。
武井はかつて瀧を“恩人”と公言していましたが、19年3月に瀧が法律違反の薬物で逮捕されて以降は『自分から法を破りにいくっていうのは、やっぱり理解はできない』と瀧を断罪。恩人と言うことはなくなりました」(芸能記者)
男気もコンプライアンスの前には沈黙せざるを得ないということか。
(柏原廉)