俳優の岡田准一が2月23日、第64回ブルーリボン賞で主演男優賞を受賞。喜びのコメントとともに今後の目標を語った。
ブルーリボン賞は、在京のスポーツ7紙の映画記者で構成される東京映画記者会が作品賞や個人賞など計8部門を選ぶ映画賞。岡田は昨年6月18日公開の映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」、同年10月15日公開の映画「燃えよ剣」での演技が評価された。
岡田は「ブルーリボン賞とはなかなか縁がないイメージがあったので、今回の受賞をすごくうれしく思います」と喜びをコメント。ニュースサイト「スポニチアネックス」は現在、岡田がフィリピン武術「カリ」など4つの黒帯を持ち「45歳までにもう一つ黒帯を取り、50代で“本物”と言われるようになりたい。65歳までには監督をやりだすかも」と話したことを紹介した。
ネット上では《ファンで20年以上見てきましたがこんなふうに素敵な俳優さんになるとは思っていませんでした》《役者としても武道家としても一流を極めたいと言う彼の信念は本当に見習いたいですね》《若手を中心に演技派と言われる俳優は多いけれど、殺陣やアクションを極めつつあるのは岡田くんしかいないでしょ。いまや唯一無二の存在になりつつある》など絶賛の声が殺到したが、一方で《もう少し背があればなあ》《公称169cmだけど実際は165cmぐらいだよね》といった声も。
「岡田の身長は公称で169cmですが、ネットではもっと小さいと感じている人も多いようです。実際がどうなのかはわかりませんが、公称通りであれば、小さく見えるのは筋肉をつけすぎたせいかも。岡田は07年のドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)で主演を務めたことをきっかけに、激しいアクションシーンに耐えうる身体を作るために筋トレや格闘技を学び始め、10年にはカリ、ジークンドーのインストラクター認定を受けるまでになっています。身体も大きくなり、お笑い芸人の有吉弘行から『きれいなゴリラ』とあだ名をつけられたこともありました」(芸能記者)
漂う風格や存在感は、大物に間違いないのだろう。
(柏原廉)