フリーアナウンサーの羽鳥慎一が3月1日に放送されたバラエティ番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演。驚異的なレベルで家事ができないことをカミングアウトした。
同回では「家事ウマVS家事ヘタ」と題し、家事ができる家事ウマ芸能人と、家事ができない家事ヘタ芸能人がトークを展開。家事ヘタ枠で出演した羽鳥は「何もできないです。本当に何もできないです」と、番組のオープニングからいかに家事が下手なのかをアピール。
さらに羽鳥は自分の家事のできなさにイラッとするということもあるそうで、「知り合いの方でたまにカレーを送ってくれる方がいるんです。小分けにして冷凍して送ってくれるんですけど、私、本当に何もできなくて、解凍もできないんです」と、カレーを解凍させることすらできないと説明。
これを聞いた番組MCの明石家さんまは「解凍はできるやろ~。冷凍ご飯を(電子レンジで)チンしないの?」と質問していたが、羽鳥は「レンジでチンしたことないです」と、電子レンジもまともに使用したことがないと仰天告白。そのため、羽鳥は「カレーの解凍も奥さんに頼まないとできないから、美味しいカレーなんですけど、食べるたびに凹みます」とコメントしていた。
ちなみにお湯を沸かして、カップラーメンを作ることはできるそうだが、さんまも仕事ができる羽鳥のイメージとあって、家事も当たり前にこなせるものだと思い込んでいたため、「羽鳥君、1人だとできないの? ウソ! すごいな」と驚いた様子だった。
この羽鳥の衝撃告白には、視聴者からも「いやいや、小学生でもできるだろ。普通にドン引きだわ」「家事ができないんじゃなくてやる気がないだけ。羽鳥さんが一気に嫌いになりそう」「いくら高給取りでも、そんな夫は嫌だわ」など、笑いを通り越して呆れてしまったという視聴者が続出したようだ。
「羽鳥によれば、自身の父も亭主関白というわけではなかったようだが、基本的には母親が家事をやってくれるという家庭で育ったとのこと。そのため、家事は妻がやってくれるという考えが無意識のうちについてしまったようで、自身の家庭についても妻がほとんどやってくれるそうですが、さすがに電子レンジも使えないという告白については、主に主婦層の視聴者が不快感を覚えたようですね。
また、羽鳥は現在の奥さんである脚本家の渡辺千恵氏と12年に再婚する前には、96年に一般女性と結婚するも12年に離婚しています。当然、離婚の原因については当事者たちしかわかりませんが、さんまもそうだったように世間の人々の多くも、羽鳥は家事もできると勝手に認識していたようで、なぜ、こんな完璧な羽鳥と離婚したのかわからないという考えの視聴者も多かったようです。しかし、今回の電子レンジも使えない告白があまりに衝撃的だったこともあり、『あんまり言いたくないけどバツがついた原因もそれなんじゃない?』と推測するコメントも見受けられています」(芸能ライター)
ちなみに、共演したタレントのヒロミは家事ウマ枠で出演していたが、そこについて触れられるとヒロミは「僕はね、家事ウマではないんですよ。やらないからやるっていうだけで。やらないというか下手っていうね。うちの奥さんが」と説明していた。
こちらについてはヒロミの心がけを聞いた世の主婦たちは自身の夫にもそうなってほしいものだと思ったようだが、羽鳥も多少は見習ったほうがいいのかもしれない。
(権田力也)