3月13日放送「DCU」(TBS系)第8話がネット上で「笑える神回」と言われているようだ。
この日の放送では、父の陽一(西尾浩行)がテロリストの一味かもしれないと成合(吉川晃司)から匂わされた瀬能(横浜流星)は、新名(阿部寛)から手渡された鍵を持って実家に帰省。過去と向き合っているうちに記憶を取り戻し、父がテロリストの一味ではないと確信。父が研究していた自動航行システムのデータを成合に渡したように見せかけ、本物のデータは信頼する新名に手渡した。ストーリーはシリアスに進行。希望が見える展開となった。
しかし、その間にドラマの主人公である新名は、かつて瀬能の父の助手だった戸塚(田辺誠一)が支配人として務めているホテルに新婚旅行を装って潜入。戸塚から大風呂でガスによる中毒死を謀られたり、空室の内風呂で窒息死させられそうになったりと、生命の危機にさらされた。
「大風呂のシーンでは高橋光臣演じる副隊長・西野がヒップを全開にしたため、『副隊長がモロ出し!』と叫ぶ声がネット上に続出。さらにそのヒップの美しさを称賛する声がネット上にあふれ返りました。また、戸塚が水を張った内風呂の中に、隊長・新名の顔を押し込み窒息死させようとした際、カメラは水中の阿部の表情をとらえていました。最初は苦しみながら暴れていた新名が、息が止まりおとなしくなるという演技をして、戸塚を油断させて捕らえたのですが、『息が止まった演技をしてた阿部ちゃんが、阿部ちゃんのモノマネをするお笑いコンビ・ラパルフェの都留拓也しか見えない』と指摘する声が噴出。また、息を吹き返した時の水中での鼻息がとても大きかったことから、阿部が主演する人気映画『テルマエ・ロマエ』で、現代日本と古代ローマという時空を飛び越える時に使われた水中の空気泡を使った演出を想起した人もおおかったようです。
阿部が映画で演じた浴場を専門とするローマの建築技師・ルシウスの名前を挙げ『ルシウスが古代ローマに帰ってしまう』『隊長がとうとうルシウスになってしまった』『これはDCUの狙い? 海⇒水族館⇒温泉⇒内風呂と事件現場がテルマエ・ロマエ化してる!』『シリアスなシーンなのに隊長を見て大爆笑。これはもはやルシウス』といった声が続々とあがることになりました」(女性誌記者)
高橋のヒップが美しかったこと、内風呂に顔を押し込まれた阿部がモノマネ芸人・都留にそっくりだったこと、DCUの隊長を演じていたはずの阿部が「テルマエ・ロマエ」で演じたルシウスのようだったこと。この3点が、最終回の直前に起きた「笑える神回」の真相のようだ。