浜辺美波主演ドラマ「ドクターホワイト」(フジテレビ系)の最終回が3月21日に放送され、平均視聴率は8.7%。初回の11.4%が最高で、2ケタ台に戻すことなく低迷したまま終わった。
ある日、白衣を着て倒れている少女を医療ジャーナリストの狩岡将貴(柄本佑)が助ける。白夜(浜辺)と名乗るその少女に、一般的な社会常識や感情はなかったが、卓越した医学知識があった。白夜は狩岡家に居候することになり、将貴やその妹の晴汝(岡崎紗絵)らと過ごすうちに、喜怒哀楽の感情も芽生えてくる。そんな白夜は、何者かに狙われていることがわかる。
白夜は、希少血液の「Rh null」の持ち主で、彼女の身を必要としていたのは、実業家で全国医療連盟理事の海江田国男(石橋凌)だった。海江田には、難病を患っている一人娘・朝絵(浜辺2役)がおり、その娘も「Rh null」。白夜は朝絵を救うためのクローンだったのだ。
この展開に視聴者の感想としては「面白くないドラマだったなぁ」「いろいろモヤモヤしたままの最終回。クローン組織はどこへ行ったの?」「誰かを助けるためのクローンって、アリがちな設定だよね」など、納得がいかない様子だった。
「浜辺は横浜流星とW主演した『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)全話の平均視聴率は8.96%。今作は8.89%。2023年前期放送予定の連続テレビ小説『らんまん』(NHK)で、主人公を演じる神木隆之介の妻役に内定したと報じられましたが、潜在視聴率という点では若干の不安がありますね」(テレビ誌ライター)
朝ドラヒロインを演じることで、名誉挽回となればいいのだが。