3月26日に放送された明石家さんまがMCを務める番組「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に4月末にフジテレビを退社する久慈暁子アナが出演。番組アシスタント卒業を前に、さんまに一発ギャグをムチャブリされ、またもや泣いてしまうアクシデントが起きた。
番組最後のサバイバルタイムで、さんまが久慈アナに対して「最後のあいさつ、閉店ガラガラや」と“一発ギャグ”を強要。驚く久慈アナに「面白いこと言わなくてもええから、ちゃんと一発ギャグやったら、それでええねん。最後なんだから」と笑いながら後押し。戸惑いながらも舞台中央で「へいて~ん、ガラガラ」と始めたものの、一発ギャグかと思ったらありがちな卒業スピーチを始め、さんまにダメ出しをくらう展開に。なかなか思いつくことができない久慈アナを見かねて、「ずん」の飯尾和樹が助け舟。身振り手振りを交えて「じゃんけん、ポーランドに引っ越す予定なし」と一発ギャグを披露。そのモノマネをしようとしても、うまく言えない久慈アナに対して、飯尾が先よりも短い「じゃんけん、ポン酢。口内炎に染みる」を伝授。なんとか言うことができ、共演芸人から拍手が起こる展開に、思わず大泣きする久慈アナ。おいでやす小田が「なんの涙や!」と突っ込むひと幕もあった。
「久慈はフジテレビ退社後、大学時代に所属していた事務所『インセント』に再び所属。『今後はモデル業を中心に、女優業など幅広い活動を目指す』とコメント。この事務所には井上和香や入山法子といったモデル・タレントのほかに、山本美月、山本舞香といった女優として活躍するモデルも所属。早くも仕事のオファーが殺到しているとも報じられています」(女性誌記者)
しかし、モデルとしての活動はともかく、女優としての活動には早くも疑問を抱く声がある。
「TBS出身の女子アナでフリーとなり活躍した田中みな実も、2020年に本格的に女優を目指すために事務所を移籍。ドラマなどでキャリアを積み、怪演ぶりが注目を集めました。ところが、昨年公開された主演映画『ずっと独身でいるつもり?』が大コケ。その結果を見てもタレント性で田中の足元にも及ばない久慈が、女優として活躍するのはやはり難しいと言わざるを得ません」(週刊誌記者)
退社を後悔しないことを祈るばかりだ。
(窪田史朗)