俳優・菅田将暉が主演を務める月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)の最終話が3月28日に放送され、平均世帯視聴率11.2%を記録。全話2ケタ視聴率を獲得してフィニッシュを迎えた。
このドラマは、漫画家・田村由美氏による同名の大ヒット漫画を実写化。菅田演じる天然パーマがトレードマークの久能整が淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎を解く、令和版・新感覚ミステリーだ。
「Episode 2.5後編」というタイトルの最終話では、妹の死の真相を突き止めた我路(永山瑛太)だが、新たな謎が浮上。ジュート(北村匠海)が妹・愛珠(白石麻衣)に紹介したというカウンセラーが、ジュートに贈ったラピスラズリの指輪、そして愛珠に贈った指輪の存在が明らかになり、謎は最終回を迎えてさらに深まることに。
さらにラストシーンでは、整の前に姿を表した我路が愛珠が持っていた指輪を見せ「整くん、君の協力が必要なんだ。一緒に行こう」と誘い、整が「どこへ?」と尋ね最終話が幕を閉じる展開に、「これは続くということですね?」「続編なきゃ困るよ!」といったコメントがネット上に書き込まれている。放送終了後の公式SNSでは、「どこかでお会いできる日を、楽しみにしています」のコメントに「いいね!」が殺到。続編や映画化を望む声が数多く寄せられている。
「このドラマの見逃し再生数の合計は、3000万回を突破。これは民放テレビ番組の再生記録を更新。3月25日に行われたフジテレビ金光修社長の定例会見では、『評判が良く喜んでおります。作り手の情熱が感じられる作品で、フジテレビのドラマに、新たな一つの形ができたのでは』と評価。編成担当の小川晋一専務は『パート2、あるいは映画化に向けては、非常にドリーム感を持って受け止めております』と前向きの姿勢を見せています」(女性誌記者)
さらに菅田自身も最終回を前に「個人的には、続編を希望していますので、心身ともに整えてオファーを待っています」とコメントしており、続編はほぼ間違いない?
(窪田史朗)