春休みに向けて3月18日に公開された大人気アニメの劇場版「おしりたんてい シリアーティ」で事実上の準主役である敵役・シリアーティの声を担当している福山雅治。2016年12月23日にパシフィコ横浜展示ホールで開催された自身のライブ「福山☆冬の大感謝祭」で第1子誕生を発表。出産日や性別は公表しなかったが、その後、「FRIDAY」2021年7月2日号に妻・吹石一恵と顔にモザイクがかけられた第1子のプライベート写真が掲載されたことに激怒。同年7月10日放送の自身がパーソナリティを務める「福山雅治 福のラジオ」(TOKYO FM)で「子どもの写真を撮られ、それが掲載され、かつ販売物となって世の中に出ていくことに黙っていることはできない」「幼稚園に通って毎日通る場所で、全然知らない人が写真を撮っている。しかも、編集の方、さまざまな方が子どもの顔を知っていて、データを持っているってとても怖いこと」と感情を露わにした。
「すでに第1子が男児であることは、福山が必死に隠していたものの周知の事実となってしまいました。顔の形が『おしり』に見える名探偵が事件を解決する、幼児に大人気のアニメ『おしりたんてい』(NHK Eテレ)の新作映画『おしりたんてい シリア─ティ』で福山がシリアーティの声を務めていることは、4月から小学1年生になったばかりの息子に自慢できる仕事のはず。もっと言えば、息子に喜んでもらいたくて福山が引き受けた仕事のようにも感じられます。
しかし、福山が第1子の性別を男児だと公表していないため、自身が声を務めるシリアーティに対し息子がどんな感想を述べたかなど、誰もが知りたい部分をメディアは質問できません。つまり、福山が準主役キャラの声優を務めているというのに、テレビの芸能ニュースや夕刊紙のエンタメコーナーなどで、取り上げることが難しいんです」(映画誌ライター)
興行通信社が発表した3月26日~27日の全国映画動員ランキングによれば「おしりたんてい シリアーティ」は、先週7位から9位にダウン。父になった福山は、映画の動員数よりも大事にするものがあるということなのかもしれない。